追手門学院大手前中高ロボットサイエンス部、開発した食事介助ロボが中学保健体育の教科書に掲載

2018年に追手門学院大手前中・高等学校の中学生チームが製作し、国際的なロボットコンテストWROの世界大会で5位入賞した食事介助ロボットが、手話ロボットに続いて2021年度の中学保健体育の教科書に教材として採用されたことを発表した。

掲載の内容(右側)

食事介助ロボットは、当時、中学1年~3年生の5人でつくるチームが開発した。

大会のテーマだった「FOOD MATTERS(食糧問題)のためのロボットを製作せよ」というミッションに対して、食糧問題を広くとらえ、AR(拡張現実)とVR(仮想現実)を活用して心と体に栄養を届けることで食糧の有効活用を図ろうと女子生徒が発案。

具体的には、食べ物を口に運ぶ手のパーツとARゴーグルで構成しオリジナルアプリで制御する。

ARゴーグルをかけてロボットを見ると画面には、「お母さん」などの好きな人が現われ、あたかもその人から食事の介助をうけているような体験をすることができる。

食事介助ロボット「もぐもぐ君」

この一連の内容は学研が発行する2021年度中学保健体育の教科書の教材として採用され、身の回りの情報と保健体育との関わりを示す「情報リテラシー」の一つの事例として掲載された。

当時の開発リーダーで中学1年からロボット開発に取り組み、手話ロボット開発にも関わった高校2年の倉冨星衣(くらとみ・せい)さんコメント

教科書掲載という評価をいただきうれしく思います。食事介助ロボット開発で学んで『人のため』という精神を忘れずにこれからも社会課題を解決するロボット開発に取り組みたいです。