立命館大学、ITベンチャー企業と未来の自動車社会に対する意識変化を“若者”自身が作り出す共同プロジェクトを開始

自動車に特化したマッチングサイト『クリマ』と『ハイシャル』を運営するユニオンエタニティ株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:安部哲史)は、立命館大学経営学部産学協同アントレプレナーシップ教育プログラム(茨木キャンパス:大阪府茨木市)と、「未来の自動車社会に対する意識変化の研究」を開始することを発表した。

「未来の自動車社会に対する意識変化の研究」概要

共同研究の目的

ユニオンエタニティ株式会社は、自社が運営する中古車専門のフリマサイト『クリマ』と、廃車の買取りサイト『ハイシャル』を同社内で連携することにより、まだ使用可能な自動車は中古車として市場へ再度流通させ、使い終えた自動車は廃車として処理することで自動車の循環サイクルを生み出す事業を展開している。

「若者の車離れ」が進むことによる自動車の利用者の減少は自動車の循環サイクルを停滞させ、自動車産業衰退の一因になりかねない。

立命館大学との共同研究により、“若者”である学生自身が“車離れ”の原因を調査し実践するという姿勢が、未来の自動車社会に対する意識変化を明らかにできると考えている。

共同研究開始の背景

循環型社会から見た「若者の車離れ」

日本の経済成長を支えたともいえる自動車だが、近年では「若者の車離れ」という言葉をよく耳にするようになった。

しかし、「若者がどの程度自動車を利用しているのか?」といった定量的なデータや、「なぜ自動車に乗らないのか?」といった意識に関する調査資料が乏しい現状がある。

今回の共同研究では、「若者の車離れ」とは若者が自動車を必要としなくなったのか、それとも若者が単純に自動車に興味が無いのかといった「車離れ」の具体的な原因を調査し、その調査を元に【どうすれば自動車を利用したいと思うか】と仮説を立て、その仮説を実行することで「車離れ」に対する意識がどう変化するのかを検証する。

消費の価値が“モノ”から“コト”へと移り変わりを見せているが、日本の自動車は資源として有効に活用することが可能。

「若者の車離れ」が進むということは、自動車という“資源”を活用する人口の減少に繋がり、循環型社会の停滞を招く恐れがある。

共同研究により若者の意識変化が新たな自動車の需要を喚起し、Maas社会や自動車産業のスマート化実現の一助となることを目指す。

コロナ禍における「若者の車離れ」に対する意識変化

新型コロナウイルス感染拡大の影響によりリモートワークが推進されているが、出社を余儀なくされることが少なくない。

そのような中、公共交通機関での移動が敬遠され、人との接触を避けることができる自動車通勤が増加しているという兆しがある。

今回の研究対象は大学生を中心とした“若者”であり、現在の社会情勢を踏まえ、自動車通勤での必要性だけでなくレジャーにおける自動車の楽しみ方を“若者”自身が作り出すことを目的とした未来の自動車社会への研究を進めていく。

対象となる講義

立命館大学経営学部プロジェクト研究

企業と学⽣が実際のプロジェクトを進⾏し、学⽣が主体となった学習を⾏なうアクティブラーニングをベースにした、課題解決型学習 (PBL、Project-BasedLearning)。

研究期間

2020年10月~2021年3月

立命館大学 産学協同アントレプレナーシップ教育プログラムとは

立命館大学_産学協同アントレプレナーシップ教育プログラム

立命館大学 産学協同アントレプレナーシップ教育プログラムとは、産業界や官公庁と大学が連携し、起業家育成を目指すプログラム。

産業界との太いつながりを持つ本学の特色を最大限に活かし、多くの企業でのインターンシップや実践的に学ぶアクティブ・ラーニングを実施。

国内、海外での実際の起業活動にもつながる充実した内容が用意されている。