「すらら」国語学習により大学専門教科の成績が向上、東京農業大学の学習活動調査で判明

株式会社すららネット(本社:東京都千代田区代表取締役社長:湯野川孝彦)が提供する「すらら」国語の学習が読解力向上につながり、その結果大学専門教科の成績向上に有意に貢献していることが、東京農業大学による学生の学習活動調査により判明したことを発表した。

すららネットは、「教育に変革を、子どもたちに生きる力を。」を企業理念とし、アダプティブな対話式ICT教材「すらら」を、国内では約1,400校の塾、学校等に提供している。

全国の有名私立中高、大手塾での活用が広がる一方で、発達障がいや学習障がい、不登校、経済的困窮世帯を含む生徒に学習の機会を提供するなど日本の教育課題の解決を図ることで成長を続け代表的なEdTechスタートアップ企業として2017年に東証マザーズに上場。

AI×アダプティブラーニング教材「すらら」は小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブなeラーニング教材。

レクチャー機能、ドリル機能、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解→定着→活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現できる。

初めて学習する分野でも一人で学習を進めることができる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が広がっている。

国際学習到達度調査(PISA)の「読解力」結果が、2012年調査の4位から2015年は8位に、さらに2019年には15位に急落するなど、日本の高校生の読解力低下が指摘されている。

大学入学者の基礎学力への不安から、入学前後にリメディアル教育を実施する大学も多くある。

東京農業大学当該学科では大学入学後の専門教科における学力・成績を左右する最大の要因として読解力を挙げ、その改善を図ることにより専門教科の学力向上を目指していた。

読解力を図る指標としてRSTの受検を選定し、その向上のための手段として「すらら」国語を導入。

同大学では2019年4月に、選定された一部の学科の入学生に対し一般社団法人教育のための科学研究所が開発、実施するリーディングスキルテスト(文章に書かれている意味を正確にとらえる力、すなわち基礎的な読む力を測定・診断するテスト、以下RST)を実施した。

スコアにより選定された約25パーセントの学生(リメディアル教育対象者)に対し、2020年4月から7月まで「すらら」国語の学習を授業ならびに自宅学習として進めた。

4か月間の学習期間を経て、効果測定のために再度RSTを実施し、リーディングスキルの伸長を測定したところ、受講者全27名の平均偏差値が1.8ポイント上昇偏差値の最頻値が一段階(5ポイント)上昇し、有意に向上が見られることがかわった。

最も伸びが見られた学生は偏差値が6.8ポイント上昇

「すらら」国語学習により読解力の向上が見られた学生はGPA値にも向上が見られ、基本的な読解力の向上は、大学における専門教科の成績向上にも効果があることがわかった。

これらの結果は、2020年9月に開催された公益社団法人私立大学情報教育協主催2020年度私情協教育イノベーション大会にて発表された。

RSTでは、読解力を

  1. 係り受け解析
  2. 照応解決
  3. 同義文判定
  4. 推論
  5. イメージ同定
  6. 具体例同定

の6つのスキルに分けて測定している。

今回の受講者は「すらら」による国語学習によりRSTの「(2)照応解決」と「(4)推論」を向上させており、それぞれ「指示語や省略された主語が何を指しているかの理解」と「論理や常識を使って文章を読み解けるか、文章で書かれていない部分(省略されている部分)を理解できる」能力が向上していることがわかる。

受講者は「すらら」での国語学習により講義を正しく理解出来るようになり、GPA平均スコアが向上し、専門科目の理解度が向上していることが推測される。今後も「すらら」での学習を継続し、学生のリーディングスキルならびに専門教科の学力向上を図るという。

すららネットは今後も、新しい学習体験を届ける事業活動を通じ、学習者に「大人になっても役に立つ真の学力」と「努力をすれば結果が出るという自信」を提供していく。