栄光とソニー、インタラクティブオンライン授業システムの検証・開発に関する協働を開始

株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社で、進学塾「栄光ゼミナール」を運営する株式会社栄光(代表取締役社長:下田勝昭)と株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(代表取締役社長:礒津政明)は、包括的業務提携に基づき、インタラクティブオンライン授業システムを活用した新たな教育サービスの実現に向けた協業を2020年10月より栄光ゼミナールにて開始することを発表した。

この協業はソニー・グローバルエデュケーションが開発したオンライン上での双方向型授業に特化したプラットフォームを、栄光ゼミナールの小・中学生のグループ指導の授業において活用、検証することで教育現場の声をさらに反映することを目的に開始。

この活動から得られるフィードバックを参照しながら、既存システムよりも指導効果の高いオンライン授業システムを構築し、子どもたちにとってこれまでにない学習体験を両社で創造することを目指しており、2021年4月よりサービスを本格導入する予定。

なお、学習ログの蓄積による成績データとの連携等、従来にはないオンラインならではのサービスの可能性も検証し、将来的な機能追加も見据えて取り組みを進める。

子どもたちの安全、安心と質の高い学びの両立がますます重要となるなか、両社はこれからの新しい生活様式に調和したオンラインでの双方向の学びの場を創出し、教育におけるデジタルトランスフォーメーションを実現していく。

インタラクティブオンライン授業システムの特長

本インタラクティブオンライン授業システムは、Web会議システムをベースとした既存の双方向のコミュニケーション機能に教育現場で必要とされる機能を追加し、オンライン授業に最適化したシステム構成としている。

これにより、講師、生徒ともにストレスなく授業に集中する環境を提供する。

①【授業前】講師・生徒の授業スケジュールや出席状況を自動で管理

講師と生徒の授業スケジュール管理機能により、いつどの教科の授業に参加すればよいか、わかりやすくナビゲート。

また、生徒の授業ごとの出席状況をシステム側で自動的に管理することで、授業中の出席確認の手間を省く。

②【授業前】オンライン授業で使用する教材をクラウドで一元管理

授業で使用する教材を開始前にクラウドにアップロードしておくことで、授業中のスムーズな教材共有が可能。

教材は講師が直接アップロードすることも、管理者が一括アップロードすることもでき、教材ごとのアクセス権をカスタマイズすることで各講師が使う教材だけを表示できる。

③【授業中】授業運営に最適な画面デザインとツールにより集中力を高める

教材やホワイトボード、生徒の様子を一画面で表示できる授業に特化したオリジナルの画面を設計。

ホワイトボードや教材への書き込み機能に加え、タイマーや解答集計などの機能により、生徒の集中力を高めながら授業を進行する。

④【授業中】複数講師によるチームティーチング

講師は1クラスに複数名入室可能になっており、クラスの状況や指導形態によってチームティーチングや別室での個別フォローを同時並行で進めるなど、オンライン授業の柔軟な運用が可能。

⑤【授業中・授業後】宿題の提出やノートの確認もオンラインで可能に

授業中に一斉に解答を提出させることで、生徒の解答を一覧で表示、確認できる。

また、自宅でのノートのまとめ方などを画像として提出してもらうことで、生徒の理解状況や学習進捗を把握し、授業内容に反映させることができる。

株式会社栄光 代表取締役社長 下田勝昭氏のコメント

新開発のインタラクティブオンライン授業システムは、これまで難しいとされてきたノートチェックや宿題提出等の「生徒の手元を見る」ことが可能になるなど、オンライン授業の在り方を一新する可能性を秘めています。

今後、現場の講師のユーザビリティ等をフィードバックしながら、さらに学習効果の高いものとなるよう協力していきます。最先端のテクノロジーと指導の現場の声の融合による、これまでにない効果的なオンライン授業の実現にぜひご期待ください。

株式会社ソニー・グローバルエデュケーション 代表取締役社長 礒津政明氏のコメント

全国の栄光ゼミナールの生徒の皆様に、新開発のインタラクティブオンライン授業システムを体験いただけることを大変嬉しく思います。

対面授業を超える学習体験をもたらすインタラクティブ性の高いオンライン授業により、学習効率を最大化する「対面とオンラインのハイブリッド授業」への転換が加速され、新しい生活様式における学習塾授業形式のスタンダードになることを期待しています。