石川県加賀市とTeach For Japan、フェローシップ・プログラムを軸とした包括連携協定を締結

認定特定非営利活動法人Teach For Japan(以下「TFJ」 本社:東京都港区新橋6-18-3 中村ビル4F 代表理事:中原健聡)と石川県加賀市は、9月29日(火)に教育分野を中心とした包括連携協定を締結したことを発表した。

TFJは、臨時免許や特別免許の利活用により、教員免許の有無に関わらず独自に選考・研修した人材を学校現場へ教師(フェロー)として配置するフェローシップ・プログラムを実施している。

加賀市では、フェローの配置により学校現場の入職の多軸化を実現し、多様な人材が協働する次世代の学校構築を目指す。

TFJと加賀市の包括連携協定の概要

今回の連携協定では、TFJのフェローシップ・プログラム、外部連携ノウハウを活用し、加賀市の学びの改革と連動させることで、学校教育の変化を加速させ、未来を切り開く人材を創出していく。

また、教員・フェロー・地域住民・企業人・研究者などの多様な人材が学校で協働する環境を創り出し、既存の義務教育の在り方を見つめ直すことで、教育立国日本の一端を加賀市とTFJが担うことを目指す。

  • フェローシップ・プログラムを軸とした人材の活用と育成に関すること
  • 2030年以降を見据えた教育大綱、教育振興基本計画への助言
  • 多様な人材が協働する次世代の学校構築
  • その他必要と認められる事項

目的

加賀市とTFJの連携により、加賀市の公立学校で「生涯にわたる一人一人の可能性とチャンスの最大化」を目指し、

  • 「既存の枠にとらわれない人材の登用」
  • 「社会に開かれた教育課程を実現するための外部連携」
  • 「学び続けるコミュニティとしての学校組織の活性化」

を通じて、教育立国の一端を担う。

連携の背景

加賀市では、スマートシティ加賀構想における人材育成に注力しており、GIGAスクール構想を活用した児童生徒1人1台のPC配置と高速LAN整備をはじめ、先進的なプログラミング教育の実施、教職員の働き方改革など学びの改革に取り組んでいる。

TFJは、「すべての子どもが素晴らしい教育を受けることができる世界の実現」のために、2013年から2020年までにフェローシップ・プログラムを通じて、100名以上の教師を日本各地の公立学校に赴任させた実績がある。

加えて、世界56ヶ国に展開されているTeach For Allのグローバルネットワークを含めた外部連携ノウハウを持っており、独自の採用、理論と実践に基づいた人材育成を行っている。

加賀市長 宮元陸氏コメント

Teach For Japanの皆様方が入ってきたことによって、「あの学校はこんなに素晴らしくなった」「子どもたちが変わった」という結果として出していくことで、日本の教育を変えていきたい。加賀市から先生の在り方、制度を変えていく挑戦を、Teach For Japanの皆様と力を合わせて取り組んでいきたい。

TFJ代表理事 中原健聡氏コメント

加賀市の皆様とフェローシップ・プログラムを軸とした包括連携協定を結ぶことを大変うれしく思います。公教育に子どもが適応しなければならない学校の在り方ではなく、すべての子どもに公教育が適応できる学校をつくっていくことが大切。本協定で実現する加賀市モデルを、日本の教育改革につなげるチャレンジにしていきたい。