加藤学園暁秀初等学校、グルーヴノーツ・テックパークと協働してAI・プログラミングの授業を開始

子どもでも遊ぶように学べるAIプログラミングをはじめ、最新テクノロジーを駆使した教育事業「TECH PARK(テックパーク)」を展開する株式会社グルーヴノーツ(本社:福岡県福岡市、代表取締役会長:佐々木久美子、以下 グルーヴノーツ)は、学校法人加藤学園(理事長:加藤正秀、所在地:静岡県沼津市)が運営する加藤学園暁秀初等学校に「AI教育支援サービス」を導入し、2020年秋学期からコンピュータ科にてAI・プログラミングの授業を本格的に開始することを発表した。

なお、テックパークのAI教育支援サービスは、経済産業省が実施する「令和元年度補正 先端的教育ソフトウェア導入実証事業」(EdTech導入補助金)に採択されている。

加藤学園暁秀初等学校は、子どもの個性や才能に応じた教育を行う国内初のオープンプラン・スクール。

「21世紀に生きる創造性豊かなたくましい人間づくり」を教育理念に掲げ、現代そしてこれからの情報社会に対応するコンピュータ・リテラシー教育にも早くから積極的に取り組んでいる。

グルーヴノーツは、世界に先駆けてAIや量子コンピュータサービスの開発を手掛ける実力をもとに、テックパーク教育事業として、社会で活用される最新テクノロジーを正しく理解して好奇心をもって学べる独自の教育プログラムの開発に取り組んでいる。

2019年には、加藤学園暁秀初等学校とグルーヴノーツ・テックパークで協働し、テックパークが開発するオリジナルの教材やAIツールを用いた授業の実証実験を行うなどして、日常にあるAIの体験にとどまるのでなく、「AIを理解し、使いこなして、ものやサービスをつくる」という具体的な活動を通じて、好奇心や創造性を育てるテクノロジー教育のあり方を探究してきた。

こうした取り組みの成果をもとに、テックパークは、テクノロジー教育の普及に努めるため、AI・IT授業の設計・実施や教員研修等まで総合的にサポートする「AI教育支援サービス」として様々な教育機関に提供している。

今回、加藤学園暁秀初等学校は、AI教育に関する授業科目を新設するにあたり、テックパークをパートナーにAI教育支援サービスを採用し、3〜6年生を対象に、社会との繋がりの中で自分たちの生活や地域の問題をAIで解決することを目指す「AI×探究学習」の授業を開始する。

加藤学園暁秀初等学校 総務部長・ICT コンピュータ専科教諭 中原悟氏コメント

子どもたちの将来に、AIは必要不可欠なテクノロジーの1つです。将来AIを活用して新しいサービスを生み出したり、AIを活用して複雑な問題を解決する、AIリテラシーと創造性が必須能力になると考えます。そこで、本校の教育理念である「創造性」を子どもたちに育むためにも、小学校段階から、AIブロックに触れ、実験し、プログラミングしながら、自分たちの生活に必要なサービスを創り出す学習経験が必要と考えました。

そこで、今回、グルーヴノーツ社の「AI教育支援サービス」を、本校ICTコンピュータ専科の高学年のカリキュラムに位置づけ、「AI×探究学習」として授業を行っていきます。「AI教育支援サービス」は、AIに関する基礎知識や実際の活用事例、プログラミングの組み方などを、動画や学習シートなど学べるしくみになっています。そして、子どもたちは学習したことをもとに、実際にプログラミングで確かめる経験を通して、必要な概念をつかみとり、自然とAIブロックを使いこなすことができるようになります。

本校は、このサービスと教材を活用させていただくことで、子どもたちの知的好奇心と探究心、そして、自分たちの手で未来を切り拓く「創造性」を涵養していきます。

株式会社グルーヴノーツ 代表取締役会長 佐々木久美子氏コメント

「AIって聞いたことある人」と質問すると、大人から小学生の子どもまで、ほとんどが「聞いたことがある」と答えると思います。2020年春からは、小学校でプログラミング教育の必修化もはじまりました。

ただ、実際の教育現場では、教える側の大人がテクノロジーの本質をきちんと理解する間もないまま、子どもたちにテクノロジーを教えざるをえない状況になってしまっていることもあるのではないでしょうか。テックパークは、そうした子どもを取り囲む教育機関や先生たちを手助けできるよう、これまで培った教育ノウハウを活かして、AIやITを正しく教えられる教材や教え方を習得できるトレーニング研修など、コンピュータ入門から上級クラスまでの様々な現場の悩み・課題に応じたプログラムを提供してきました。

また、テックパークでは、子どもたちが「ワクワク」できることを何より大切に、遊びのなかで自然とテクノロジーの使い方を身に着けていくという新しい学びのカタチに取り組んできました。テックパークで遊ぶ子どもたちは、AIの仕組みや得意・不得意といった特徴、機能を理解することで、「AIは、私たちの生活を楽にしたり、世の中を便利するテクノロジー」であることを学びます。

自分や誰かの豊かな社会のため、関わる人々がワクワクできるように、テクノロジーをどう使うのか、日々学んで専門性を磨き、また、課題に立ち向かう勇気をもった素晴らしい子どもたちを育む支援ができることを、大変嬉しく思っております。

これまでのAI授業の試験導入による効果

加藤学園暁秀初等学校の5年生を対象に、ScratchとグルーヴノーツのAIツール「AIブロック」を用いた授業を行った。

AIリテラシーや画像認識や音声認識のトレーニングといったAIの使い方から、AIが商品を識別して販売金額を計算する「AIレジ」の開発に取り組み、学園祭の模擬店で活用。

AIの面白さにはまりこみ、様々な実験と検証をする生徒たちの反応

  • 「AIって何でも認識できるの?どうやって認識しているの?」
  • 「オレンジと赤はあまりはっきりと認識できないのでは?」
  • 「照明(光)にも違いがあるのではないかな?実験してみていい?」
  • 「物だったらいろいろな角度で撮った方がいいよ。」
  • 「バーコードの形をAIが認識している。バーコードを読み取るレジと何が違うの?」
  • 「クラス全員の顔を識別できるか、実験してみたい!」
  • 「耳の不自由な方も使うかもしれないから、音声と目で見えるセリフのどちらもいれるべきだ。」
  • 「いろいろな人の顔の読み取り成功!これができるんだったら、教室の入り口にAI防犯カメラを置いて、不審者を入れないことができる!」

「AI教育支援サービス」について

「AI教育支援サービス」は、学校や塾など教育機関において、小学生〜大学生を対象に、実践的な「AI教育」を導入するためのサービス。

コンピュータの入門カリキュラムから、AIブロックを使ったプログラミングを学ぶ専門カリキュラムまで、習熟度レベルに合わせてITリテラシー教育も含めた様々な教材・カリキュラムが用意されている。

プログラミング教育を実施する教員・講師には、研修として基礎講義や実際の教材を用いたハンズオン演習・ロールプレイング等までワンストップで提供する。