朝日新聞と立命館アジア太平洋大学が協定締結、留学生と子ども達をつなぐ体験型オンライン学習「KIDEA」で連携

株式会社朝日新聞社(東京都中央区、社長:渡辺雅隆)で新規事業開発にあたるメディアラボ(以下朝日新聞)と、立命館アジア太平洋大学(大分県別府市、学長:出口治明、以下APU)は、2020年9月10日(木)に連携協定を締結したことを発表した。

朝日新聞社と立命館アジア太平洋大学の協定概要

朝日新聞が仮説検証を進める体験型オンライン学習事業「KIDEA(キデア)」において、講師役となるAPU在籍の正規学生である国際学生と子どもたちとのマッチング、英語教育・多文化交流体験のカリキュラム作成などについて幅広く連携を進める。

外国人留学生(国際学生)と子どもたちの交流などを通じて人財育成・教育・新ビジネス創造を促進することを目指す。

連携内容と今後の主な取り組みについて

  • APUの起業部をはじめとする正課外教育プログラムを「KIDEA」に提供するとともに、朝日新聞はAPUに教育実施の機会を提供する
  • APU在籍の国際学生に「KIDEA」を紹介し、学生と国内の子どもたちとのマッチング・交流を推進する
  • 教材やカリキュラム、提供する体験などについて共同研究を進め、サービスの質を向上する
  • KIDEAに関連するイベントの企画、運営を協力して進める
  • その他、必要と認められる事柄について随時協力を進める

協定締結にあたっての代表者のコメント

立命館アジア太平洋大学学長 出口治明氏

世の中の技術進歩の早い今日、探求力や自分の頭で考える力を養うことはとても重要と考えています。そういった力は、人と出会い、新しいことを知り、様々な体験を重ねることで身につくと思っています。

この取り組みは、子どもたちには「学ぶことは楽しい」と思えるきっかけを作り、また国際学生にとっては、子どもたちと関わりながら日本の社会や文化・家族などの在り様を学び、彼らの日本での学びを深化させることにつながるでしょう。

この事業においてAPUは、高等教育機関として朝日新聞社と多面的に連携、協力しながら、国際社会で活躍する人材の育成を目指して参ります。

朝日新聞社メディアラボ室長 穂積貴弘氏

本事業は仮説検証段階でありますが、人との接触や移動に大きな制約が残るポストコロナ社会において、子どもたちの国際交流、国際相互理解を深める事業として、大きな可能性を感じています。

2000年の開学以来20年間、多文化交流、国際相互理解を進めてこられた立命館アジア太平洋大学と、今日このように連携協定締結に向けて大きく前進できましたことは、朝日新聞メディアラボにとっても大変喜ばしいことであり、互いのいっそうの発展につながるものと確信しております。

KIDEAとは

オンライン会議システムを使い、子どもたちが講師役の国際学生と楽しく交流しながら、主に英語でその国の文化を学んでいく。

入学試験やTOEICなど各種検定を目指すのではなく、これからの世の中に必要とされる、コミュニケーション力や多文化への関心を育てていく。

朝日新聞社内の新事業創出プログラム「STARTUP!」をきっかけに始まり、現在約100人の子どもたちを対象に先行実施しながら、事業化に向けた検証を進めている。

これまで実施されたオンライン交流

空手、バナナプリン作り、電車好き同志の電車トーク、お絵かき、ダンスなど、ベトナム、インド、フィジーやアフガニスタン出身の留学生が得意分野の講師役となり、子どもたちと一緒に取り組む交流を実施した。