GMOインターネット株式会社(以下、GMOインターネット)は、子供向けのプログラミング教育を支援するプロジェクト「GMOデジキッズ」を立ち上げ、活動の第1弾として、プログラミングの基礎を学ぶことができるYouTube動画の公開と、株式会社ラック(以下、LAC)とデル・テクノロジーズ株式会社(以下、DELL)の協賛と北九州市教育委員会の後援のもと、ワークショップイベントをオンライン開催することを発表した。
「GMOデジキッズ」概要

「GMOデジキッズ」は、プログラミング教育カリキュラムの構築や教育現場の支援、子供向けプログラミングイベントの開催、企業訪問によるIT人材のキャリア教育支援など、次世代を担うIT人材の育成につながる活動に取り組むプロジェクト。
立ち上げの背景
日本政府が目指すべき未来の社会として掲げる「society5.0」の具体化に向けて、より一層IT人材の需要が高まると予測される反面、日本国内のIT人材は減少し、2025年には約43万人ものIT人材が不足すると予測されている(経済産業省『DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』2018年9月発表)。
こうした中、義務教育の段階からIT人材を育成することを目的に、本年4月から小学校におけるプログラミング教育の必修化が開始された。
プログラミング教育の必修化は中学校においても一部の学校で先行して開始しており、2021年度からは全面実施となる。
GMOインターネットにおいても、今後の日本におけるインターネットの発展のためには、次世代を担うIT人材の育成が不可欠と考え、中学生・高校生の職場見学(企業訪問)の受け入れを行っているほか、昨年からは小学生向けのプログラミングイベントの開催などに取り組んでいる。
今回GMOインターネットは、これらの取り組みを本格化するべく、子供向けのプログラミング教育の支援プロジェクト「GMOデジキッズ」を立ち上げた。
「GMOデジキッズ」は、インターネットインフラ事業を展開するGMOインターネットの強みを活かし、プログラミング教育のカリキュラムの構築をはじめとする教育現場の支援や、子供向けプログラミングイベントの開催、企業訪問によるIT人材のキャリア教育支援などの活動を企画・展開していく。
そして、「GMOデジキッズ」の活動第1弾として、
- 全国の小学4~6年生を対象としたプログラミングの基礎を学ぶYouTube動画の公開と、福岡県北九州市に事業拠点を構えるGMOインターネットとLAC、端末供給を支えるDELL、北九州市教育委員会が連携
- 北九州市に在住の小学4~6年生を対象としたワークショップイベント「GMOデジキッズ in 北九州」をオンライン開催い
する。なお、2020年11月、2021年1月、3月にも開催を予定している。
オンラインコンテンツ「プログラミングの基礎を学ぶ座学」の概要
日時
2020年8月20日(木)12:00 公開
対象
全国の小学4~6年生
参加方法
申込不要
参加費用
無料
内容
(a)順次、(b)分岐、(c)繰り返しの全3講座からなるYouTube動画を視聴し、「Scratch」を用いてプログラミングの基礎を学ぼう。
*1講座あたり、動画視聴10分+自習20分の合計30分を予定。
必要な環境
- YouTubeを視聴できる環境
- 「Scratch」が利用できるPC、Mac、Chromebook(※)
ワークショップイベント「GMOデジキッズ in 北九州」概要
日時
2020年9月20日(日)13:00~17:00
対象
上の「プログラミングの基礎を学ぶ座学」の動画を視聴した、北九州市在住の小学4~6年生
定員
12名(※応募者数が定員を上回る場合は9月8日(火)に抽選を行い、同日中にメールにて結果通知)
申し込み期間
2020年8月20日(木)~9月7日(月)
費用
無料
内容
①で学んだプログラミングの基礎を用いて、4人1組のチームでゲームやトランプなどの身近にあるものを「Scratch」で作成してみよう。(Zoomを使用)
*1チームに2名以上のチューターが付きプログラミングをサポートする。
必要な環境
- Zoom中継ができるネット環境
- Zoom中継ができる端末(Webカメラ・マイクが使用できるスマートフォン、タブレット、PC、Mac、Chromebookなど)
- 「Scratch」が利用できるPC、Mac、Chromebook(※)
協力
- 協賛:株式会社ラック、デル・テクノロジーズ株式会社
- 後援:北九州市教育委員会
(※)希望の家庭には貸出機を用意している。貸し出しはワークショップイベント参加者に限るため申し込みの際に指定すること。貸出機の数には限りがあるため、貸し出し希望が12名を上回る場合には抽選となる。
GMOインターネットは、本プロジェクトを通じて次世代のIT人材の育成を後押しするとともに、一連の取り組みを体系化し広く発信することで、日本全体のプログラミング教育の発展に貢献することを目指す。