NTT西日本と熊本eスポーツ協会、部活動におけるeスポーツ×ヘルスケアの実証実験を開始

西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長 小林 充佳 以下、NTT西日本)、および熊本eスポーツ協会(所在:熊本県熊本市、代表理事 崇城大学学長 中山 峰男)は、高価なゲーミングパソコンを必要とせず、既存の安価なパソコンやタブレット端末から遠隔のGPUサーバーに接続することにより気軽に低遅延でゲームをプレイできるクラウドゲーミングエッジ技術と、プレーヤー端末に設置したカメラでバイタル情報を取得し健康状態のチェックを可能とする非接触センシング技術を組合せた健康に配慮したeスポーツの推進に向けて、部活動と連携した実証実験を進めていくことを発表した。

この施策では熊本県教育委員会、並びに熊本市教育委員会に協力してもらい、熊本市内の県立高校及び市立高校のクラブ活動(eスポーツクラブ)と連携して実施していく。

概要

1. 実施の背景

近年、パソコン・スマートフォンや家庭用ゲーム機などでプレイできるゲームを用いた競技であるeスポーツが世界的に盛り上がりを見せており、eスポーツ市場は急速な拡大傾向にある。

国内でも日本eスポーツ連合の発足や国体で正式種目として採用されるなど注目度が高まっている。

加えて、ウィズコロナ・アフターコロナにおけるリモートでの新たなコミュニケーションツールとしてもeスポーツは注目されている。

一方で、eスポーツを始める際、快適にプレイできる環境を整備しようとすると、高価なゲーミングパソコンを準備する必要があり初期投資がかかる。

また、プレイ場所を限定せずに様々な場所で快適にプレイしたい場合、ゲーミングパソコンをプレイ場所ごとに準備するあるいは持ち運ばなければならない。

これらの課題がeスポーツ普及の障壁のひとつとなっている。他にも、ゲームが健康面に及ぼす影響が危惧されていることも、課題であり障壁のひとつとなっている。

これらの課題を解決し、eスポーツの幅広い層への普及展開を実現するために、既存の安価なパソコンやタブレット端末とフレッツ光がある環境であれば、場所を問わずより低遅延で快適にeスポーツをプレイできるクラウドゲーミングエッジ技術と、プレーヤー端末に設置したカメラでプレーヤーのバイタル情報を取得し健康状態のチェックを可能とする非接触センシング技術の検討を行っていく。

2.実施内容

プレーヤー近傍のNTT西日本通信ビル内に設置したGPUサーバーを活用するクラウドゲーミングエッジ技術の確立をめざす。

実証実験では、その技術を用いることで、高価なゲーミングパソコンがなくてもeスポーツが快適にプレイできることを検証する。

あわせて、ゲームが及ぼす健康面への影響確認を目的に、非接触センシング技術を用いたゲーム中のプレーヤーのストレス値の測定が実施可能か検証する。

実施時期

2020年8月上旬~2020年9月(予定)

実施場所

熊本県立熊本西高校および熊本市立千原台高校の施設内・実施構成

実施構成

実施構成

3. 今後の展開について

検証によって得られた知見から、クラウドゲーミングエッジ技術とeスポーツにおける非接触センシング技術の実用性を見極め、eスポーツ市場の裾野の拡大と発展に貢献していく。


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シンボ ナツキ
埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。