Kaien、発達障害児のためのオンライン療育プログラムを7月から提供開始

発達障害向け就労促進プログラムを開発・運用する株式会社Kaienの教育ブランド『TEENS』は、発達障害のある小中高生向けオンラインプログラム「TEENSクエスト」の提供を、2020年07月1日(水)より開始したことを発表した。

オンラインプログラム「TEENSクエスト」概要

「TEENSクエスト」は発達障害の子やその家族の将来の不安を軽くし、自分を知り社会を理解することで希望を高めていけるように開発されたオンラインプログラム。

1,000人以上の発達障害の小中高生のキャリアサポートを行ってきた実績をもとに開発しており、本プログラムを受講することで、楽しみながら将来に向けた準備を進めてゆくことができる。

これまで、発達障害の子のためのキャリア教育は、PC練習やあいさつの練習など、スキル向上のためのトレーニングが主だったが、「TEENSクエスト」は自分の特性を理解して強みを活かし弱みを補完する術を身に着けることができる、自己理解のためのプログラムであり、悩める思春期の子どものために開発された。

本教材は、現在TEENSの各教室と全国のパートナー放課後等デイサービス事業所で受講可能。(※個人向けの販売は行っていない)

TEENSクエストの特徴・詳細

1. 120種類以上の動画オンデマンド『サプリ』 – 多様な悩みに答える

「イライラのトリセツ」「自分の強みを発掘しよう」「高校受験準備シリーズ」など、多彩な動画プログラムを用意。

受講者の発達段階や困り感にあわせて、内容を選択することができる。

2. 毎日3チャンネル配信の『ライブ』 – 視聴者参加型だから自己理解が深まる

チャットや投票機能を通じて参加しながら学びを深める『ライブ』を、平日毎日3チャンネル生配信している。

  • 【小学生向け】プレティーンズチャンネル:認知機能向上のためのトレーニングや、好奇心を刺激するお楽しみチャンネル
  • 【中高生向け】ティーンズチャンネル: 「イライラしたらどうする?」などさまざまなテーマについて討論できるチャンネル
  • 【特化型】ネオティーンズチャンネル:MOS対策講座など、将来に向けて具体的に準備していくチャンネル

3. 新型コロナウイルス感染症の拡大第二波にも備えられる、学びを止めないシステム

現在、厚生労働省より、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う措置として、放課後等デイサービス運営者に対し『新型コロナウイルス感染症を予防するための欠席希望の場合で、事業所が居宅への訪問、音声通話、Skype その他の方法で児童の健康管理や相談支援などの可能な範囲での支援の提供を行ったと市町村が認める場合には、通常提供しているサ ービスと同等のサービスを提供しているものとして、報酬の対象とすることが可能』という通知が出されている。

利用者・支援スタッフの健康を守りながら、学びの機会を保証し放デイ事業を継続していくためには、新型コロナウイルス感染症の第二波への備えが不可欠となるが、在宅での支援を実施する場合にも、TEENSクエストをオンラインサポートツールとして活用することが可能。

株式会社Kaien 代表取締役 鈴木慶太氏コメント

当社は小学生から大人まで、あらゆるライフステージの発達障害の方が仕事に繋がっていくサービスを提供しています。

成人の方の支援をしていて難しいと感じるのは大きくわけて二種類です。成育歴の中で自己肯定感が極端に低くなってしまっている方、客観性のある自己理解が進んでいない方。この二点については、大人になってからアプローチしていくことがなかなか難しく、逆にいえばここがきちんとしていれば働くためのスキルを獲得していくことは大人になってからでも十分可能です。

現在、多くの放課後等デイサービスは小学生向けの療育プログラムを行っており、思春期に必要な「自分を知ること」・「社会をしること」にむけたアプローチをしている事業所は少数で、目立った行動障害がない限り小学校卒業と同時に支援の手が離れてしまうことは多いです。

子ども時代よりも長い大人になってからの時間が、より充実したものになるように。「働く」にむけたサポートの輪を広げるための仲間を求めています。