株式会社Lang-8(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:喜 洋洋)は、運営する世界中のネイティブスピーカーがお互いに言語や文化を教え合う日本発のグローバルQ&Aアプリ「HiNative」が2020年6月4日(木)にMAU※1が全世界で1,500万人※2を突破したことを発表した。
「HiNative」MAU1,500万人突破の背景と今後の展望

「HiNative(ハイネイティブ)」は、全世界で利用されているネイティブスピーカーがお互いに言語や文化を教え合うグローバルQ&Aアプリ。
例えば、英語に関する質問を投稿すると英語ネイティブのユーザーが回答してくれて、お返しにこちらは日本語を教えてあげることが出来る。
現在、全世界232ヵ国で利用され、113の言語で活発にやりとりされている。
2014年のリリースから49ヶ月後の2018年5月に500万MAUを突破し、そこから18ヶ月後の2019年12月に1,000万MAU突破。
そして今回、1,000万MAU突破からわずか6ヶ月で1,500万MAUを突破した。
※1 MAU:Monthly Active Usersの略。一般的には会員制のWebサイト、ネットサービス、アプリなどで、1ヶ月の間に1回でも利用や活動のあった利用者の数の合計を指す。
※2 1,500万MAUの集計方法と期間:2020年5月5日〜6月4日の31日間の「HiNative」Webサービスへのアクセス数を集計。会員登録していない利用者も含む(「HiNative」アプリへのアクセス数は含まれない)。
最近のおすすめ機能紹介
①自分の書いた文章を添削してもらえる「添削機能」がさらに便利に

HiNativeには、自分が作成した外国語の文章が自然かどうかをネイティブスピーカーに質問できるテンプレートがある。
語学学習者にとって「自分が書いた文章が自然かどうか」を判定することは非常に難しいため、この質問テンプレートは多くのユーザーに重宝されてきた。
今までは質問者の書いた文章に対して、回答者が自由に回答する仕組みだったため、どこが訂正されたのかが分かりにくい仕様だったが、添削機能により、訂正された箇所を瞬時に見分けることができるようになり、より手軽な質問と添削が可能になった。
この添削機能は昨年11月にWeb版にて先行搭載されたが、今回iOSアプリ版・Androidアプリ版にも搭載され、全てのユーザーが添削機能を使うことができるようになった。
②質問・回答にGoogle翻訳ボタンを搭載

HiNativeでは、現在113の言語で活発に質問・回答のやりとりがされている。
お互いの言語レベルに合わせて、使用する言語を配慮するのを促す機能はあるが、自分の質問に対して難しい言葉で回答されたときや、興味のある質問に対する回答が自分の知らない言語で書かれいるときに、内容を理解できず読むのを諦めてしまうことがある。
わからない言語で書かれている質問や回答をタップするだけでGoogle翻訳ができる機能を搭載したことで、質問や回答がどんな言語で書かれていてもやりとりを楽しむことができるようになった。
③質問検索機能の対象言語が15言語から113言語に
HiNative内で検索すると、同時にGoogle翻訳が表示されて非常に便利。
これまで、この検索機能は15言語に対応していたが、今回対応言語を113言語に拡大した。
今後の展望
HiNativeを世界最大の言語・文化グローバルプラットフォームに成長させることを目標に、直近では2020年12月に3,000万MAUの突破(Web)、長期的には2021年に8,000万MAUを目指していく。
そのために、ユーザー数や質問・回答数を増やす、回答の信頼性を上げるなど質を高める取り組みならびに、ユーザー体験向上・サービス規模の拡大などに向けた施策を行っていく。
直近では、質問の検索と自動翻訳が同時にできる機能をさらに便利にするために、辞書コンテンツの表示も構想しているという。
それに伴い、現在Lang-8ではHiNativeに英和・和英等の辞書データを提供してもらう出版社を募集している。
HiNativeとは

「HiNative(ハイネイティブ)」は、ネイティブスピーカーがお互いに母語を教え合う語学学習アプリ。
例えば、英語に関する質問を投稿すると英語ネイティブのユーザーが回答してくれて、お返しにこちらは日本語を教えてあげることが出来る。
日英に限らず、例えばスペイン語と韓国語など113の言語で活発にやりとりされている。