Learning for All、新型コロナ緊急支援プロジェクトのアンケート調査結果を発表。約7割の子どもがオンライン学習支援を利用

Learning for All (以下、LFA)では4月中旬に「コロナ禍で子どもや世帯が本当に必要としているもの」が何なのか正しく把握する必要があると考え、1回目となるアンケート調査を生活困窮や不登校など様々な困難を抱える子どもと保護者を対象に4月下旬に実施した。

第1回アンケートの結果はこちら

今回、時間の経過とともに状況は変わり、同時に必要な支援の内容も変わってくる可能性があるとあるとLFAは考え、新たな支援ニーズを把握するために第2回アンケート調査を、今回もLFAが支援を行う子どもと保護者合わせて約100名に実施し結果を発表した。

第2回アンケート結果

  • 46人の保護者と45人の子ども(小学校1年生~高校3年生)がアンケートに回答(5月21日時点)
  • webアンケートだけでなく、電話等でも子どもや保護者と会話をし、細かくニーズをヒアリング

子どもへのアンケート

オンライン支援の利用状況

回答をした子ども45人のうち、約71%が既にオンライン支援を利用している。

ほとんどの子どもたちが、オンライン支援の成果として前向きな気持ちになった、安心感が得られた等何らかの良い変化を自分自身で感じている。

オンライン支援の成果

「通いたい」「どちらかといえば通いたい」合わせて90%以上の子どもが対面支援の場に通うことを希望している。

対面支援の希望

先生やスタッフ、友達と直接会って話したり遊んだり、勉強をしたりしたいというニーズがある。

また、「家では集中して勉強できる空間がないから」としている子どももおり、オンライン支援の環境を整えることが難しいケースがあることがわかる。

対面支援を利用したい理由

宿題に取り組む難しさを感じている子どもが多くいることがわかる。

「量が多い」「内容が難しい」等の理由が上位にあることから、学校の宿題を全て一人で進めることは難しく、誰かと協力し合う、あるいは教えてもらいながら進める必要があることが伺える。

宿題を進める上での難しさ

第1回アンケートで「生活していて不安なこと」を聞いた際、「友達に会えないこと」(62.3%)が上位に来ていたが、今回のアンケートでは28.9%となっている。

オンライン支援を通してLFAの支援で先生やスタッフ・友達と会うことで不安が解消された可能性も考えられる。

一方で、「体を動かしたい」(前回49.2%)や「ストレスが溜まっている」(前回47.5%)は依然として解消されていない。

「学校にいついけるのか不安」等、先行きがわからないことによる不安もあり、今後とも子どもたちの不安や感じていることに寄り添う必要がある。

保護者へのアンケート

対面支援の希望

「通わせたい」「どちらかといえば通わせたい」合わせて80%以上の保護者が対面支援の実施を希望している。

収入の変化

半数以上の家庭で収入が減少している。

第1回アンケートで3割以上の保護者が仕事に影響が出ていると回答していたが、今回のアンケートから、より具体的な状況がわかる。

感染拡大前後の変化

「子どもと会話すること」「子どもの勉強を見ること」「食事づくりなど子どもの世話をすること」など子どもと接する時間が増え、「いらいらしたり、不安を感じること」が約5割。

「子どもにあたってしまうこと」が約2割以上増えたという保護者からの結果がでた。

ここから子どもだけでなく、保護者に対しても支援が必要なことが伺える。

さらに個別で電話などでも子どもや、保護者にヒアリングをしたところ、下記のような回答があった。

LFAでは時間の経過とともに変わるニーズを正しく把握し、この状況下で子どもが安心して過ごせるように引き続き支援をしていく。