長岡高専とフラー、包括的連携協定に伴いオンラインでプログラミング講義を共同開催

独立行政法人 国立高等専門学校機構 長岡工業高等専門学校(所在地:新潟県長岡市、校長:原田 信弘、以下「長岡高専」)とフラー株式会社(本社:千葉県柏市、代表取締役:渋谷 修太・櫻井 裕基、以下「フラー」)は、オンラインによるプログラミング講義を共同で行うことを発表した。

通年の講義とし、2020年5月26日に第1回目を開催する。

長岡高専とフラーのプログラミング講義の背景と概要

プログラミング講義共同開催の背景

長岡高専とフラーは2017年8月18日に最先端IT技術およびアントレプレナーシップ教育の実践に向けた包括的連携協定(以下、「連携協定」)を締結。

連携協定締結以降、技術の進歩の目覚ましく教育のハードルの高い最先端のプログラミング教育を、高等教育機関とベンチャー企業がタッグを組む事によって学生に提供してきた。

連携協定の一環として、2017年度よりプログラミング講義を共同開催し、今年で4年目を迎える。

講義のコンセプトは学生にものづくり、つまり、プログラミングの楽しさを知ってもらうこととし、初年度から一貫している。

昨年度まではスマートフォンアプリ開発を行い、防災アプリなど実用的で学生の生活に直接関係のあるテーマで開発に取り組んだ。

講義の際はフラーのエンジニアが長岡高専を訪問し、週に1回90分間の通常講義を1年間で20回程度実施してきた。また前期と後期それぞれで集中講義を行っている。

プログラミングで使用するマシンは長岡高専が学生に提供。講義プログラムはフラーが作成している。

教育プログラムを新たに、オンラインで開催

フラーの講師がProcessingで作成したフラーのロゴ

4年目となる今年度は新型コロナウイルス感染症に配慮し、初のオンライン形式で講義を実施する。

講義のプログラムを従来から大きく刷新し、Processingというプログラミング言語を学んでもらう。

Processingはビジュアルデザインを作り出すことができる。

自ら書いたプログラムを実行すると結果が視覚的に得られ、その過程からプログラミングの楽しさに触れられるよう講義を設計。

参加学生は総勢20名の予定。

最先端IT教育の支援

フラーはこれまで長岡高専以外にも函館工業高等専門学校(以下、函館高専)と包括的連携協定を2019年7月19日に結び、オンラインでの課題解決型学習やプログラミング授業に取り組んできた。

また、2020年3月6日には函館高専と苫小牧工業高等専門学校を対象に、機械学習と自然言語処理を用いた最先端データ分析のオンライン授業を同時開催している。

日本ではIT系人材が不足していると言われ、実践力を持った若い技術者の輩出を目指す高専が持つ役割の重要性が高まっている。

また、IT技術の進歩がめざましい昨今において、最先端のIT教育を実現するためには、教育機関とベンチャー企業が連携する意味が大いにあると考えている。

フラーは今後も高専等の教育機関と連携し、若い技術者の教育支援に貢献していく。