テクマトリックス、学校法人軽井沢風越学園に学びの個別化を実現するコミュニケーション・プラットフォーム 「typhoon」を新規開発~導入

テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:由利 孝)は、長年にわたる自社パッケー ジソフトウェアの開発で培ったノウハウ、経験および導入実績を活用し、学校法人軽井沢風越学園 (所在地:長野県北佐久郡軽井沢町、理事長:本城 慎之介)向けに、 「新しい形のコミュニケーション・プラットフォーム」を新規開発~導入したことを発表した。

12年間の幼小中混在校「軽井沢風越学園」 2019年11月1日に設立された学校法人軽井沢風越学園(Karuizawa Kazakoshi School)は、軽井沢風 越幼稚園および義務教育学校の全12学年からなる学校である。

2020年4月の開園・開校時には、194名の子ども(幼稚園年少〜年長まで48 名、1〜7年生まで146名)が在籍し、41名の教職員(スタッフ)が子どもたちとの学校生活をスタートさせている※。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、開園・開校翌日よりオンラインでの取り組みを行っている。6月1日からの開校を目指し、5月11日から分散登校を開始している。

軽井沢風越学園では、幼稚園年少から小学2年生までを<前期>、小学3年生から中学3年生までを<後期>としている。

<前期>は「自分をつくる時期」であり、遊びや生活の中から「〜したい」を軸とした 自分らしさや自分の生活をつくってく。

<後期>は「自分でつくる時期」と捉え、前期の間にじっくり育んだ「〜したい」をもとに、他者や社会との関係を大切にしながら、様々な「つくる」を本気でたっぷり経験していく。

また、子ども自身の力で遊びや学びをつくっていけることを信じ、子どもが「学びのコントローラ」を持ち続けられるような環境づくりに取り組んでいる。

軽井沢風越学園のコミュニケーション・プラットフォーム「typhoon」

開校に先駆けた 2020年4月1日に、同学園の「コミュニケーションの土台」となるべく「typhoon」(タ イフーン)というシステムがリリースされた。

「typhoon」のシステムコンセプト

「typhoon」は、子どもを中心に、活動やイベントなど子どもが体験するあらゆるタッチポイント を統合的に管理し、スチューデントジャーニー(Student Journey)を可視化するとともに、その情報を子ども・スタッフ・保護者が最大限に有効活用できる「統合コミュニケーション・プラットフォーム+校務支援システム」。

子ども自身が typhoon で自分の学習計画や学びのふりかえり・記録をとり、スタッフおよび保護者がそれに伴走することで、学びの個別化をサポートする。

コミュニケーション機能を通じて、スタ ッフと子ども、異学年の子ども同士、スタッフと保護者および保護者同士の相互コミュニケーション が可能となっている。

もちろん、出席管理や保健関係・時数管理などの校務支援の機能を有している。

一気に進んだ「typhoon」の活用

自由に登校できない状況のなか、「typhoon」は子どもたちとスタッフ、さらには保護者をつなぐ ツールとして一気に利用が進んだ。

例えば<チャンネル>と呼ばれるチャット形式のメッセージ 送受信機能を利用して、担当スタッフと子どもたちの間での自己紹介が行われたり、保護者とスタッフの間での連絡事項や、在宅での学習の進め方に関する相談が行われている。

この<チャンネル> 画面への投稿は、2020年4月のシステム利用開始からの1か月で、6,200件を超えた。

<チャンネル>上のスタッフと保護者とのコミュニケーション例

 

軽井沢風越学園からのメッセージ ・理事長 本城慎之介氏

軽井沢風越学園では、子どもが自分の学びをデザインします。学習計画を立てるだけでなく、宿題や テストも自分で計画し、何を学んだかを定期的にふりかえって、仲間やスタッフと共有します。他の人の助けを得ながら、自分なりの学び方やペースをつくることは、自分の未来は自分でつくることができ るという実感につながります。そうした子どもの学習や活動を下支えしていくのが、typhoon です。

typhoon の中心には子どもがいます。これまでの校務支援システムなどと明確に違うのは、そこです。 子ども自身が学びのコントローラを持ち続けられる土台のシステムとして typhoon が進化していけるよう、スタッフ、子ども、保護者がアイディアを持ち寄って利用していきたいと思っています。

校長 岩瀬直樹氏

コロナ禍の中、オンラインのスタートになった軽井沢風越学園。その中で typhoon は子どもと保護者、学園のスタッフの3者をつなぐプラットフォームとして力強く支えてくれています。

ある子の発信で生まれた「国際交流プロジェクト」は、子ども・保護者が参加するプロジェクトとして進行中です。 保護者同士のコミュニティが生まれたり、スタッフと保護者とのやりとりでは「心のもやもやをすぐに ご相談できるのは、本当に心強く安心します。〜 typhoon、強くて温かい!」と保護者からメッセー ジをいただいたりと、このシステムの価値を実感しています。分散登校が始まってからも、これまで以 上に活用されています。新しいかたちの学校、子ども自身の学びを支えるシステムとして、さらに typhoon の可能性を探っていきます。

テクマトリックスと軽井沢風越学園は、リリースされたばかりの「typhoon」の機能強化・改善を引き続き行っていく。

そして、「typhoon」をベースに、テクマトリックスが持つ製品企画力・開発力・営業推進力と、軽井沢風越学園が実践する子ども主導の学びと ICT利活用の知見を融合し、今後、テクマトリックスは、新規事業として教育業界向けにパッケージソリューション提供を推進していく。

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