学校法人大和学園運営の専門学校4校、独自の”職業教育型”オンライン授業を実施

学校法人大和学園(所在地:京都府京都市)では、1931年の創業以来、京都府下において管理栄養士・栄養士・調理師・製菓衛生師・ホテリエを養成する専門学校4校を運営している。

今回政府より緊急事態宣言が発出され、2020年4月18日に京都府も「特定警戒都道府県」に指定されたことを受け、各専門学校における前期授業(5月11日開始)については当面の間「オンライン授業」として開始することを発表した。

全国の専門学校を対象にした4月24日発表の文部科学省による「多様なメディアを高度に利用して行う授業(オンライン授業の活用)に関する調査」によると、調査時点において、「遠隔(オンライン)授業を実施する」という確定回答をした専門学校は全体の28.9%に留まっている。

このようななか学校法人大和学園では、オンライン授業の準備を行うべく、全学的なLMS(Learning-Management-System)勉強会を重ね、周到にオンライン授業の準備を行ってきた。

また、5月2日には学生に「オンライン授業支援金」として在校生に対して、1人3万円の支給を行うことも決定。

オンライン授業準備風景①

オンライン授業準備風景②

専門学校は従来より、職業型実学教育を提供するという特性上、カリキュラム上は通学における実習時間が多く、「対面で技術・知識を教える」という点が特徴だったが、新型コロナウィルス感染防止のため、政府・自治体より専門学校には休校の要請が出ており、従来の運営手法から方向転換が求められている。

今回、オンライン授業であっても、対面授業と同等の教育効果を提供できる独自の「taiwa流職業型実学教育」を開発。

具体的にはLMSを通じて、学生が24時間いつでも・どこでも授業を受講できる「オンデマンド型」の授業はもちろん、定期的に「リアルタイム型」の授業やホームルーム、会社説明会等を行い、学生の学修・就職支援を行う。

また、既にすべての在校生に対して、自宅・寮等のインターネット環境やスマートフォン、パソコンの保有状況についてはアンケートを取っており、SDGsにも掲げられている「誰一人取り残さない」視点から何らかの事情でオンライン授業を受講できない場合であっても、その学生の不利益にならないよう、個別の事情に対応できる体制を整えている。

学校法人大和学園ではこの新型コロナウィルス感染症の有事の中にあっても、建学の精神「人の和の広がりを大きくし、もって人類の福祉増進に寄与する」に基づき、学園を挙げて継続した学生への職業教育の学びを提供していく。

なお、今後政府・自治体より緊急事態宣言措置の緩和や休校要請の解除が行われた場合は、万全の感染症予防対策を施した上で、速やかに対面授業の再開が出来るよう、オンライン授業と並行して準備を行っているという。