キャスタリアが米Mattermost社と提携、教育利用に特化したオンラインチャットサービスを開始

キャスタリア株式会社(代表取締役:山脇智志、本店:長野県塩尻市、本社:東京都港区、以下「キャスタリア」)は米国Mattermost社(CEO:イアン・ティエン、本社:カリフォルニア州パロアルト市)と代理店契約を行い、同社の法人向けオンラインチャットソフトウェア「Mattermost(マターモスト)」を教育利用に特化させ、国内の教育機関や各種学習用途に向けてライセンスを販売していくことを発表した。

また国立大学法人上越教育大学にて大森康正教授と共同で大学の遠隔授業利用を想定した実証研究を開始する。

併せてトライアルのための無料サービスも提供。本格的な事業開始は2020年6月を想定している。

Mattermost について

Mattermostはエンタープライズ向けチャットおよびメッセージングソフトウェア。

米国に本社があるMattermost社によって開発販売されている。

組織内のコミュニケーションを活性化させ、同時に遠隔での業務遂行にも役立つ。

オープンソースプロジェクトも同時に進められており、無料のサーバ用ソフトウェアとしても世界中で利用されている。

米国政府の社会保障庁などの公的機関、サムスン、ブリストル・マイヤーズなどの世界の大企業、またシンガポール国立大学やカナダ・ブリティッシュコロンビア大学でも教育利用を目的に導入されている。

教育機関であれば他のサービスに比べても安価に導入が可能。

特徴

国内教育市場に合わせた機能や特徴を持つ。

(1)チャンネル制限

「チャンネル」と呼ばれるグループを生徒が勝手に作成できないように、作成権限を制限することが可能。この機能は無料のオープンソース版では利用できない。

(2)オンライン講義

イメージ:BigBlueButtonでの授業シーン風景

オンライン講義システムであるオープンソースのBigBlueButton(ビッグ・ブルー・バトン)をMattermostから簡単に使えるように接続。

講師による動画/音声配信をベースに受講者とのチャットでの質疑応答や、ハンドライティングが可能なホワイトボード機能、そして自動録画/録音機能などが利用可能。

(3)教育利用向け特別価格

文部科学省により認定された教育機関であれば、教育特別割引が利用可能。

ライセンス購入は教員およびスタッフのみで、生徒は無料となる。このため、非常に安価にチャットおよびメッセージの導入が可能になる。

(4)日本円での支払い

日本円で都合の良い方式で支払うことができる。価格や条件については要問合せ。

上越教育大学での実証研究

上越教大学の大森康正教授と共に実証研究を行う。

チャットによる同期・非同期の両方での教育手法や、学生の参加についての意識やオンラインならではの教育手法の開発を進める。

上越教育大学はすでにキャスタリアのモバイルラーニングプラットフォームであるGoocusを学内LMSとしても全学導入しておりオンデマンドベースでの対応はできている。

今後はリアルタイムでの教育においてMattermostがどのように利用できるかを、サーバの負荷やネットワークの状況などを実証していく予定。