ミクシィ、渋谷区立鉢山中学校の生徒に自宅でWebやプログラミングの基礎が学べるテキストを全3回で配信

株式会社ミクシィは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で学校が休校となる中で、渋谷区立鉢山中学校の生徒に対して、学習課題の充実を図る支援を行うため、ウェブサイト構築やプログラミングの基礎を学べる自宅学習用テキストを作成、5月1日(金)に第1回のテキストを配布したことを発表した。

今後、全3回のテキストを 鉢山中学校の学生に隔週で1回ずつ配布していく予定。

ミクシィ、渋谷区鉢山中学校の生徒へ休校中の自宅学習支援の概要

活動の前提

ミクシィと東急および渋谷に本社を構えるIT企業(サイバーエージェント、DeNA、GMOインターネット)、渋谷区教育委員会は2019年6月に「プログラミング教育事業に関する協定」を締結し、「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」を発足。

渋谷区立小・中学校で のプログラミング教育の充実を図り、次世代に必要な資質・能力を持っ た人材を渋谷から輩出する土台作りを進める活動を行っている。

昨年度はプロジェクトの一環として、ミクシィでは渋谷区立鉢山中学校と連携し、中学生向けのプログラミングに関する連続講座を昨年10月か ら今年3月にかけて全6回の予定で実施(※3月に予定していた第6回は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、全5回の開催となった)。

放課後のクラブ活動としてミクシィのエンジニアが講師を務め、自社開発のオリジナルのプログラミング教育アプリを用いて「プログラミング体験学習」を行う講座を開催。

全校生徒110名ほどの鉢山中学校の生徒のうち、 1~2年生を中心に参加を希望した約25 名が参加し、毎回、熱心に講座に取り組んだ。

今回の自宅学習支援の取り組みについて

今回の新型コロナウイルス感染拡大や政府の緊急事態宣言を受けて、学校が休校となり、生徒たちは自宅学習を余儀なくされている。

こうした状況において、ミクシィでプログラミング教育支援を行うスタッフが、自宅で自主的に取り組めるテーマの発見や、学習課題を充実させていく必要があることを聞き、民間企業として支援できることがないかと考え、情報やプログラミングについてじっくりと考えてもらえるテキスト課題を制作。

特定の教科に紐づく学校教育課程に当てはまるものではなく、あくまでも課外学習のひとつとして取り組むことができる課題として3章を提供し、鉢山中学校では5月1日から隔週で生徒向けに配信していただくこととなった。

配布テキストの内容

テキスト内容は、中学技術科の情報の章でも取り扱われているHTML(第1回)、CSS(第2回)、JavaScript(第3回)。

生徒用クラウドにアップロードする形で配信する。

テキストは1回4ページ、合計3時間分相当で、生徒はテキストを読みながら渋谷区の全小・中学校に貸与されているタブレットPCを使って実践した後、併せて用意した振り返りシートに学習状況を記入して先生に提出してもらう。

テキストを基に、Web制作やプログラミングの基礎の力を養える内容となっており、学習のために特別な環境やソフトウェア、ネット接続は不要。

『メモ帳』などテキストエディタを使って汎用的なプログラミング言語とHTML言語 を学ぶことができる。

  • 【第1回】 HTML言語基礎:HTML言語を理解し記述して基本的なページが作れる学習
  • 【第2回】 CSS基礎:WebページデザインをするCSSを理解し記述してレイアウト指定や要素の考え方について学習
  • 【第3回】 JavaScript言語基礎: Webページで必須なスクリプトであるJavaScript言語を理解し、記述してHTML文書の要素やCSSのパラメータ を制御する課題の実践を通じてプログラミングを学習

今後の展望

今回は、既に昨年度に連続講座開催の実績がある鉢山中学校での実施だが、今後も新型コロナウイルスの影響が長期化する可能性がある中で、ミクシィとしては「KidsValleyプロジェクト」の取り組みにある渋谷区中学校全般に向けても、いずれ自宅学習支援に貢献出来たら、という思いを持っている。

またこの取り組みは段階的、継続的なものを想定しており、今後の状況を踏まえてさらなる支援策を検討していく考え。