note、法人向けプラン「note pro」を全国の小中学校・高校・特別支援学校を対象に無償提供

note株式会社は法人向けプラン「note pro」を全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校を対象に無償提供することを発表した。

休校期間の長期化で子どもたちの「教育を受ける権利(日本国憲法26条より)」が脅かされていることを受け、先生から児童・生徒への呼びかけ、教材の提供、学習成果の発表などさまざまな目的での利用を想定している。

利用にあたっては、5月12・22日夜に開催するオンラインイベント「学校関係者向けnote pro勉強会」への参加が必須となる。

また5月19日夜に「まなびを可視化する、新しい学校ウェブのつくりかた」イベントを開催し、noteへの投稿をつのるお題企画「#オープン学級通信」も本日5月1日より開始。

noteは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」を実現するため、さまざまな取組みを重ねていく。

note pro学校プラン無償提供の概要

対象

全国の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校(公立・私立問わず)

提供期間

無償の1年契約で毎年内容を確認して更新

提供内容

月額5万円で提供しているnote proの機能

  1. noteの基本機能
  2. 専用サブドメインの設定(※)
  3. ロゴ変更
  4. メニューのカスタマイズ
  5. カスタマーサクセスによるサポート
  6. 専用アナリティクス など

※通常のnote proは独自ドメインを設定できるが、本プランでのドメインは「note.jp」からサブドメインを適用。詳細は勉強会で案内。

学校のnote pro活用イメージ

  1. 学校の取り組みをあえてオープンに
  2. 先生や学校から、生徒へメッセージを発信
  3. 教育関係者で知見を共有し合う
  4. 児童・生徒向けに教材を公開する
  5. 生徒のまなびを公開する

申込み方法

  1. 以下のフォームから、学校関係者向けnote pro勉強会(5月12日、22日)に参加。
  2. 勉強会の参加者に、申込みURLが案内される。

note proを無償提供する背景

2月下旬から続く全国一斉休校で、子どもたちの「教育を受ける権利」が脅かされていることを、noteは危惧している。

教育のオンライン化をすすめる学校や自治体もある一方、まったく取り組めていない地域も多いのが現状。

その他の学習支援や、子供の心身の確認状況なども、自治体や学校による差が激しく、解決にはかなりの時間が必要だと思われる。

そのためにnoteができることとして、全国の学校に対してnote proを無償提供することにいたった。

学校が児童・生徒や保護者へ情報発信する際のインフラとして使ってもらうことを意図している。

文部科学省の調査(※)によると対面でオンライン教育を実施しているのは5%で、教科書の配布もできていないとの回答もあった。

noteでも不安を感じている保護者やもどかしさを感じている教師から投稿が行われている。

一方でオンラインの学習ツールを活用している方、オンラインで教育を行なっている様子、休校期間にあたらしい世界を見つけた子どもの様子など、工夫して前向きに乗り切っている方の投稿もnoteで積極的に行われている。

こういった状況を放置すると、子どもたちの「教育の機会均等」が損なわれる。

子どもの将来の可能性を、このような事態でせばめることなく、むしろ最大化していくことは、社会全体で取り組むべき課題である。

そのために、だれでもメディアをかんたんにつくり、情報を届けることができるnote proを提供する。

※2020年4月21日発表「新型コロナウイルス感染症対策のための学校の臨時休業に関連した学習指導等の取組状況調査」より

学校関係者向けnote pro勉強会概要

日時

5月12日(火)22日(金)20時〜21時

プログラム

この勉強会は、本プランの利用を検討している学校関係者向けに、お手本となる実際のnote利用事例をもとに「自校でnoteをはじめたら、どんなことができるか」「どんな内容を発信していけばいいのか」をイメージしてもらうことを目的にしている。

note教育カテゴリのディレクターが、noteの「機能」「参考事例」などを中心に紹介。

その後、質疑応答の時間を長めに設けている。

※「note pro学校プラン」の申し込みは、本勉強会への参加を必須としている。勉強会終了後に、申し込みに必要な手続きが案内される。

「まなびを可視化する、新しい学校ウェブのつくりかた」イベント概要

日時

5月19日(火)20時〜21時

プログラム

「学びの可視化」を目的に、noteを活用しているクラーク記念国際高等学校をゲストに迎え、学校が外部へも発信することの意味、実際に運用されて見えた成果や課題を伺う。

同校では企業連携の探求授業などの成果を、noteで発信していく予定。

社会からのフィードバックをを織り交ぜることで、成長していきたいと考えているという。また、保護者にもどんな学校でなにを学んでいるか見てもらうことも指向しているそうだ。

noteのコンテンツ例:先生の部屋、生徒の部屋、クラークnote部などのマガジンを作成

お題企画「#オープン学級通信」の概要

先生から児童・生徒へのお知らせやメッセージ、あるいはクラスメイトに伝えたいことなどを、ハッシュタグ「#オープン学級通信」で募集している。

休校が長期化し、直接会えるはずだった生徒に会えないまま新学期を迎え、もどかしい思いをしている先生も多いのではないか。

noteでは、先生が率直な思いを届けるきっかけになるよう、お題企画「#オープン学級通信」をはじめる。


ABOUT US

シンボ ナツキ
埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。