株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長 高井 昌史)が販売代理店として提供する電子図書館サービス「LibrariE」の大学・学校への導入数が100館を超えたことを発表した。
GIGAスクール構想の発表により学校のICTへの注目が高まったことに加え、2月以降、新型コロナウイルスの影響により、大学、学校の多くが臨時休校・図書館閉館となる中、自宅から利用できる電子図書館サービスへの注目が高まり、導入が加速したという。
電子図書館「LibrariE」の導入機関内訳
- 合計105館(教育機関導入102館、その他3館)
- 大学:64館
- 学校(小・中・高・高等専門学校):38館
- 公共図書館:2館
- その他企業等:1館
電子図書館「LibrariE」について
紀伊國屋書店では2007年から学術書を中心とした電子図書館事業を展開しており、(株)日本電子図書館サービスが運営する一般書中心の電子図書館「LibrariE」は2015年より取扱を開始。
教育へのICT活用の重要性が高まる中、読書と学びの新たな可能性を開くクラウド型電子図書館サービスとして関心を集めている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響による小中学校、高等学校、特別支援学校の臨時休校の事態に際しては、導入校図書館に対し、日本電子図書館サービス及びKADOKAWAの協力のもと、「角川つばさ文庫」ほか100点を期間限定・無償で提供。
紀伊國屋書店の扱う電子図書館

幅広いラインナップで最適な提案をしている。*上記は教育機関向け条件。
授業延期・休校措置下での電子書籍活用事例
岡山大学



LibrariE Oxford Bookwormsシリーズ等の英語多読を中心に購入。
LMS(Moodle)内にLibrariEへのリンクを貼り、多読を用いた自学自習に活用。
LibrariEは学認に対応しており、シングルサインオンでの利用が可能。※大学のLMSからも誘導
目黒日本大学中学校・高等学校


電子図書館LibrariEで人気の小説や学習参考書を提供し、自宅でも読書や学習が可能に。生徒はスマートフォンでも利用可能。