VEXロボティクス、コンピューターサイエンスが学べる無料ウエブアプリ「VEXcode VR」を公開

60ヵ国以上で100万人を超えるユーザーがいるVEXロボティクスは、VRを使用した無料のオンラインアプリケーション「VEXcode VR(ヴェックスコード・ヴィアール)」をリリースしたことを発表した。

本来であれば、世界大会VEXワールドの最終日に発表されるはずだった新しいアプリケーションを、新型コロナウィルスの影響で在宅で勉強する子供達のために早々にリリース。

VEXワールドは、毎年4月末に1週間かけて開催されていたが、今年は3月15日に正式にキャンセルとなった。

日本からは、小学校から4チーム、中学校から4チーム、高校から2チームの出場が決定していた。

VEXロボティクスは、世界で急ピッチで導入が進むSTEM教材の草分け的存在のメーカー。

10年以上、ロボットを使用したSTEM教育を展開しており、STEM(科学・技術・工学・数学)の学習以外にも、ロボットの競技大会を通じてチームワーク、リーダーシップ、コミュニケーション力、グローバリズム、プロジェクト遂行力、課題解決力、クリティカル・シンキングといったソーシャルスキルを育くむことができるカリキュラムとして、世界中の教育機関で浸透が進んでいる。

「VEXcode VR(ヴェックスコード・ヴィアール)」概要

スクラッチのブロック式ソフトウエアを使って、仮想空間でロボットのプログラミングが可能に

VEXcode VRは、IQやV5(小中高生用ロボット)に使用されているソフトウエアと同じプログラミング環境。

VR(Virtual Reality/仮想現実)が実社会に浸透してきた今日、実際のロボットに触ることなく、生徒も先生も、自宅にいながらSTEMを学習することが可能になった。

主な機能

ロボット+プログラミング

色々なプログラミング学習環境の選択肢があるが、その中でも、特にロボットを使ったプログラミング学習環境は、子供たちの学習意欲を高める。

VEXのロボットとVEXcodeを使用すれば、小学生から高校生まで、ロボットを制御する学習環境を提供。

またVEXは、プログラミングとSTEMを学ぶだけではなく、ソーシャルスキルも育める。

授業だけではなく、競技大会にも参加して、次世代を担うリーダーの育成を目指すことができる。

ウェブアプリ

VEXcode VRは、ほとんどのPCやタブレットで使用可能(Windows, Mac, Chromebook, その他ウェブブラウザの動作するほぼ全てのPCおよびタブレットに対応)。

アプリケーションのインストールは不要で、オンライン環境とディバイスさえあれば、すぐに始められる。

仮想空間

三次元の仮想空間からさまざまなプレイグラウンドを選択して、ロボットの機能を試すことができる。

ロボットの制御の再現には、好みの視点から確認することができる。

プレイグラウンドには、グリッドワールド、アートキャンバス、迷路があり、これからもさらに色々なプレイグラウンドが追加されていく。

チャレンジ

教育専門家チームが、簡単で、取り掛かりやすい課題を作成。

すべてGoogleドキュメントで作成しているので、課題を追加・編集することもできる。

生徒の習熟レベルに合わせて課題を作れる他、コンピューターサイエンスに不慣れな人でも、容易に課題をアレンジすることができるようになった。

ライブ・ダッシュボード

ダッシュボードを使用して、ロボットの現在位置などのデータをリアルタイムで確認できる。

VEXでは、もっと多くの子供たちが、気軽に、そして安全にコンピューターサイエンスを学ぶことができる環境を目指している。

すでに小学生4年生から高校生を対象にしたIQやV5といったロボットが多くの教育機関で使用されているが、これから幼稚園児から小学3年生に対応した123やGOの販売も決定しており、これらすべてのソフトウエアもVEXcodeが使用されている。