学校法人大阪初芝学園 初芝富田林中学校・高校、AI型タブレット教材「Qubena」を全校導入

株式会社COMPASS(本社:東京都品川区、代表取締役:小川 正幹)は、提供するAI型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」が学校法人大阪初芝学園 初芝富田林中学校高等学校(所在地:大阪府富田林市、校長:平井正朗)における指導の一環として採用されたことを発表した。

学校法人大阪初芝学園 初芝富田林中学校高等学校のQubena導入概要

同校では従来の教員による一方向型授業だけではなく、生徒の自律型学習を促し、生徒一人ひとりの理解度に応じた個別最適学習(アダプティブ・ラーニング)を実現することを目的として、2019年12月より一部学年で利用開始、2020年度は中学校・高等学校全学年で利用。

導入に際しては、生徒一人ひとりに応じたアダプティブ・ラーニングにより学習の理解が深まった点、教員が生徒の学習状況を把握しよりきめ細やかな指導が行えるようになった点が高く評価されている。

Society5.0社会や第4次産業革命の到来に備え、次世代を担う人材育成のために、学校のICT化の実現は急務である。

「GIGAスクール構想の実現」を掲げ、今まさに国をあげて学校へ先端技術を活用した教育の提供が推し進められようとしている。

COMPASSは本年度全国100校超の学校へQubenaを提供してきたが、アダプティブ・ラーニングを活用したQubenaの提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことなく「公正に個別最適化された教育」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献することを目指していく。

サービス

Qubena小学算数・中学数学/Qubena高校数学ⅠAⅡB by河合塾

※「Qubena高校数学ⅠAⅡB by河合塾」はCOMPASSと学校法人河合塾の共同開発商品。

対象

中学校全学年・高校全学年 生徒数約1,200人

学校での活用例

  • 数学の授業において、教員による導入の後、Qubenaを使って演習を行う。
  • 教員はファシリテーターとして生徒の自発的学習を支援。
  • 宿題や長期休暇の課題に、指導者用学習管理ツールであるQubena Managerのワークブックモード(問題配信機能)を利用して、家庭学習の充実を図る。

​Qubena導入に際し評価された点

  • 生徒の個々の学力に応じた問題選択がなされるため、理解不足のまま先に進むことがない点。従来のプリント配布方式で生徒一人ひとりに対応することは不可能に近いがこれを実現している。
  • 手書き入力により従来のノートと鉛筆による学習環境とのギャップが少ない点。
  • 教員はQubena Manegerを使って、リアルタイムに生徒全員の学習データを把握することができ、進み具合や利用時間等から生徒一人ひとりの状態を理解し、対応することができる点。

Qubena導入の効果

  • 数学が不得意な生徒でも積極的に学習に取り組むようになった。
  • 画一的な授業から、一人ひとりに最適な問題が出題されており、「解ける」という成功体験を得られている。
  • 教員はQubena Managerを使って、生徒の学習状況を把握した上で、よりきめ細かな指導ができるようになった。

初芝富田林中学校高等学校 平井正朗校長のコメント

AIの進展、グローバル化における協働に向けて、主体性や判断力、表現力を伸ばすことが求められています。学ぶ内容だけでなく、「何ができるようになるか」「どのように学ぶか」が焦点化され、“能動的な学び”が謳われています。本校がめざす「未来の教室」のコンセプトは、「進路満足度100%」を目途に、教科の背景知識を強化する従来の指導に加えて、課題発見・解決への探究・プロジェクト型学習(PBL)を融合し、カリキュラム・マネジメントによって効率よい多様な学び方の選択肢を実現すること。同時に、生徒個々の興味・関心、あるいは認知特性を踏まえて、学習ログをデータベース化し、PDCAサイクル定着に主眼を置いた自律学習基盤を構築することです。

2019年度から平常の授業時間を6限(土曜は4限)とし、7〜8限は校内予備校(オプション)や「超進学校化プロジェクト」における5教科のオリジナル講座を開講することによって、“学びの選択”を可能にしました。今、注力しているのは、効果的な時間の使い方で高い学習効果を上げること。そのためには、教師からの一方向型授業だけでなく、EdTechによるアダプティブ・ラーニング(個別最適学習)と学び合いをより効果的に組み合わせによって「学習者自律」(Learner autonomy)の姿勢を育成することが不可欠です。

2020年に向けた取り組みはすでに始まっています。例えば、数学では「Qubena」を活用。授業内外でタブレットPCを用いて解く練習問題をAIが自動採点・誤答分析し、生徒の到達度に合わせてセレクトされた問題にチャレンジできるようにすることで、教科担当者がきめ細かく個別指導できるようになるだけでなく、校務の効率化にも寄与するようになりました。これからはイノベーションが求められる時代。だからこそ、本質を見極め、既成概念にとらわれない着眼点とそれを実現する真の実力を養えるようなシステムづくりに邁進していこうと思います。