NECと日教販、プログラミング教育分野で「ロジカ式」と協業。公教育および民間教育の両面から推進へ

日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO:新野 隆、以下 NEC)と株式会社日教販(本社:東京都文京区、代表取締役社長:渡部 正嗣、以下 日教販)は、「ロジカ式」プログラミング教材を開発する株式会社ロジカ・エデュケーション(本社:大阪府池田市、CEO:関 愛、以下 ロジカ式)と提携し、子ども向けプログラミング教育を公教育および民間教育の両面から推進するために協業を開始することを発表した。

NEC・日教販とロジカ・エデュケーションの協業背景と内容

日本のプログラミング教育は世界的に見ても大きく後れを取っており、公教育におけるプログラミング教育の不足がこれからの時代を支えるべきIT人材の不足に拍車をかけている状態である。

この状況を打破すべく、日本でも2020年度からいよいよプログラミング教育が必修化されることになった。

しかしながら、プログラミングを教えられる教員の不足、使いやすい教材の不足、授業時間の不足などの問題から、各校の準備状況は学校ごとに大きな差異があるのが現実であり、このままではプログラミング教育格差が生まれていくことが懸念されている。

さらに公教育ではプログラミングに対する子どもたちの興味関心を育むことが重要とされているが、興味関心を持ってさらに学びたいと思った子どもたちが、仕事につながるスキルをしっかりと学べる民間教育環境の充実や、自身の成長度を確認するための認定制度の整備が急務である。

このような背景からNEC、日教販、ロジカ式の三社は協力し、公教育と民間教育の両面からプログラミング教育を推進するための体制を築いていくことになった。

まず公教育の分野においては、NECがGIGAスクール構想(※)の実現に向けて4月より提供を開始するNEC教育クラウド「Open Platform for Education」を通じ、プログラミング教材「ロジカ式 for SCHOOL」の提供を春以降に開始する予定。

(※) GIGA=Global Innovation Gateway for All、児童生徒1人1台端末、および高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現させる構想。

内容

質の高いプログラミング教材を無償提供

「ロジカ式 for SCHOOL」には、学習指導案、先生向け授業ガイド、生徒用の書き込み式プリント、解説動画などがフルパッケージで含まれており、年内は通常の授業内で利用できるA・B分類の教材12コース(小学校の各学年2コースずつ×6学年分)と、授業外の課外活動などで利用できるC・D・E分類の教材20コースを提供予定。

ひとりでも多くの教員が利用できるよう、2020年度に限りこれらの教材すべてを無償で提供する。

また「ロジカ式 for SCHOOL」を使った授業を行うための教員向け研修を希望する場合、別途有償にて研修を実施する。

民間教育における取り組み

民間教育の分野においては、「ロジカ式 for SCHOOL」が導入された学校の校区内に、地元企業の協力を得ながら「ロジカ式」プログラミング教室を積極的に開講することを計画している。

「ロジカ式」プログラミング教室では“時代をリードする人財を育む”ことをテーマに、長年の新入社員研修ノウハウから生まれたプログラミング教育を通して、子どもたちにも社会人として活躍するために必要な教育を実施している。

「ロジカ式」最大の特徴とも言える書き込み式ドリルを併用したプログラミングの授業に加え、ビジョンと目標を達成する力を養うフィードフォワードトレーニングや、人前で臆せず話せるようになるためのプレゼンテーショントレーニング、新学習指導要領でもその価値が新たに強調されたタイピングトレーニングなど、社会人として働く際に必要となるスキルを子ども時代から醸成している。

ロジカ式認定試験

また「ロジカ式」では子どもたちが自身の成長を段階的に確認することで、モチベーションと自己効力感を向上していけるよう定期的な認定試験を実施している。

今後はNECや日教販と協力しながら、子ども向けの認定だけではなく、IT業界で社会人として働ける人財であることを証明する認定までを全国で制度化することを目指す。

他にも保護者向けの教育セミナーやプログラミング体験イベントなどを共同開催し、プログラミング教育の価値について保護者への啓発を行うと共に、子どもたちがプログラミングの楽しさに触れられる機会を継続的に提供していく。

今後もNEC、日教販、ロジカ式はプログラミング教育を通して、これからの時代をリードする人財を育成し、子どもたちの明るい未来に貢献していく。