川口市・NTT東日本・コマームの3者、放課後児童クラブ分野でICT・IoT等の活用連携に関する協定を締結、実証実験を実施へ

現在、放課後児童クラブの現場では、支援員の人材確保や利用する児童の安全管理等、喫緊の課題が山積している。

そのような中、登降室把握、日誌の作成等の業務は、手作業による事務が多く支援員の負担になっている。

そこで、川口市(市長:奥ノ木信夫)と株式会社コマーム(所在地:川口市、代表取締役:小松君恵、以下「コマーム」)、東日本電信電話株式会社 埼玉事業部 埼玉南支店(所在地:川口市、支店長:加藤咲子、以下「NTT東日本」)の三者が、2019年12月13日に協定を締結。

これを踏まえ、ICT・IoT等の技術を活用し、クラブ室における業務を効率化することにより、支援員が児童と向き合う時間に集中できる環境を整えることで、支援員の負担軽減や放課後児童クラブの質の向上等を図ることを目的に、実証実験を実施することを発表した。

放課後児童クラブ分野におkるICT・IoT等を活用した取り組み概要

実証実験の内容

NTT東日本が提供するシステムをクラブ室に無償で試験的に導入し、データを収集、分析することで効率化できる業務の整理や課題解決策等を検証する。

導入するシステム

① 放課後児童クラブの利用における保護者と支援員・補助員のコミュニケーション円滑化

保護者からの欠席連絡等において、スマートフォンアプリ等を活用した放課後児童クラブ向けのアプリケーションを保護者及び支援員・補助員が活用し、安心かつ柔軟なコミュニケーションの実現を目指す。

② 放課後児童クラブにおける保育のさらなる充実を目指した業務のシステム化

児童の登室・降室状況をICT・IoT技術により自動的に把握し、効率的な状況把握の実現を図ることで児童と支援員・補助員のふれあいの時間のさらなる充実を目指す。

導入する技術的要素

  1. 施設内の通信に必要となるインターネットおよび施設内 Wi-Fi 環境整備
  2. 放課後児童クラブ運営に資するアプリケーション及びタブレット等の提供
  3. ICT・IoT等の技術を活用した児童の登降室把握システム、及び放課後児童クラブ向けのアプリケーションとの情報連携

実施期間等

協定締結期間

2019 年 12 月 13 日から 2021 年 3 月 31 日まで

クラブ室での実証実験実施期間

2020 年 2 月 17 日~2020 年 9 月まで

導入する施設

元郷南小 放課後児童クラブ

NTT 東日本の取り組み方針と展望

子育て・保育分野における地域社会課題に対し、官民連携によるデジタルトランスフォーメーションを促進するため、三者にて協定を締結し連携を図りながら課題解決に向けた実証実験を実施することとなった。

この実証実験を通じて、ICT・IoT・クラウド技術等を活用した際の効果や課題を検証し、将来的に多くの放課後児童クラブで活用できるサービス作りを目指すとともに、地域社会におけるその他の様々な課題解決にも取り組んでいく。


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Natsuki Shinbo
埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。