教育同人社、教師のテスト採点結果の得点入力時間を削減するスマート集計ソフト『はなまるAI』をリリース

株式会社教育同人社(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長:森 達也)は、小学校の教育現場において、多くの時間が割かれているテスト採点結果の得点入力の業務時間を大幅に削減する、スマート集計ソフト『はなまるAI(はなまるあい)』をリリースすることを発表した。

『はなまるAI』概要

開発の背景

多くの小学校教師は、テスト実施後に採点を行い、紙の集計表や表計算ソフト、あるいはテスト出版社が提供する得点集計ソフトに得点を入力することで評価を算出している。

本来、テストは小問(個々の問題)単位の誤答分析を行うことで、各児童のつまずきを捉え、個に応じた指導が可能となるが、教育現場は多忙であり、現実的にはテストの合計得点のみが入力され、得点の割合に応じた評価が行われていることが一般的。

この状況では、教師が把握可能なのは各児童の全体的な学力到達度に留まり、細かい学力分析ができない。

文部科学省の平成26年度文部科学省委託事業「学校と教職員の業務実態の把握に関する調査研究」報告書において、「日々の成績処理、テスト等のデータ入力・統計・評定」業務について、小学校教員が「負担である」「どちらかといえば負担である」「負担ではあるがやりがいがある」と回答した割合は77.2%にのぼり、うち「負担ではあるがやりがいがある」の回答が33.9%を占めることから、児童の学力分析にかかる負担軽減が望まれている。

既存の得点集計ソフトにも、テストの小問の正誤結果を入力することで、細かい学力分析ができる機能は搭載されているものがあるが、入力作業が教師の大きな負担となり現実的ではなかった。

そこで、教育同人社ではAI技術を活用し、採点したテスト紙面上の、手書きの正誤記号(丸・三角・チェック)を自動識別のうえ、小問単位での正誤結果を出力するソフトウェアを開発。

これにより、テストの採点結果を入力する時間を大幅に削減することが可能となる。

『はなまるAI』の特長

テストをスキャンするだけで正誤判定

採点済みのテスト紙面を、複合機やスキャナでPDFデータとして『はなまるAI』に取り込むだけで、自動的に手書きの正誤記号(丸・三角・チェック)が識別され、正誤一覧のデータが生成される。

「はなまる集計2020」との連携で働き方改革と個に応じた指導を実現

『はなまるAI』で生成されたデータは、教育同人社ワークテストに付属の得点集計ソフト「はなまる集計2020」に自動で読み込まれるため、教師は採点結果の入力が一切不要となる。

「はなまる集計2020」との連携で、小問ごとの正誤表やクラス全体の問題別正答率等が自動的に算出されるため、教師は各児童の学力分析や個に応じた指導のために時間を使うことが可能。

名称

『はなまるAI』(読み:はなまるあい)

リリース日

2020年4月1日

価格

無料 ※教育同人社のワークテストに付属、要申込

動作環境

Windows8.1/10


ABOUT US

Natsuki Shinbo
埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。