リクルートと全国高等学校PTA連合会、高校生と保護者の進路に関する意識調査を実施。「高校教育」への期待は高まる一方、「大学入学者選抜」への不安が残る

株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都品川区 代表取締役社長:柏村 美生)と一般社団法人全国高等学校PTA連合会(所在地:東京都千代田区 会長:牧田 和樹)は、高校2年生とその保護者に対し、進路に関する考え方やコミュ二ケーションの実態を探る調査を実施、集計結果を発表した。

この調査によるリリースは「教育改革」編、「将来へのAI影響」編の計2つあり、これは「教育改革」編。

進路に関する考え方やコミュ二ケーションの実態調査 結果概要

教育改革への期待と不安

高校生・保護者ともに、

  • 『高校の教育』に関しては、5項目全て「期待」が「不安」を上回っている。
  • 『大学入学者選抜』に関しては、7項目中6項目で「不安」が「期待」より大きい。

『高校の教育』に関しての「期待」のトップは、

  • 高校生:「ICT技術を活用し、一人ひとりが最適な学習内容と進度で学べる」70.2%
  • 保護者:「生徒が自らテーマを設定し、調べたり解決に向けて取り組む探究学習が重視される」61.7%

『大学入学者選抜』に関しての「不安」のトップは、高校生・保護者ともに、「現在の『大学入試センター試験』が、記述式問題も出題される『大学入学共通テスト』に変わること」がトップ。

高校生の38%、保護者の24%は、通っている高校は教育改革へ対応していると感じている

進路選択について

進路選択のアドバイスが「難しい」と感じる保護者は73%。

難しい理由のトップは「入試制度をはじめ最新の進路情報を知らないから」(54.7%)。

調査開始以来初めて半数を超えた。前回から+9.2ポイントと大きく上昇。

進学にあたり保護者が重要だと考える情報は「現在の入試制度の仕組み」が8割。

前回より10ポイント上昇し、「進学費用」を抑えて1位となった。

子どもの進路選択において、保護者の関わり(行ったことがある+行いたい・計)は「興味をもった学校の入試方法を調べる」がトップで85%。

将来必要な力と現在持っている力のギャップ

「社会で働くにあたって必要とされる能力」で不足しているのは、「主体性」「実行力」「発信力」

「社会で働くにあたって必要とされる能力」を身につける有効な場は、高校生・保護者ともに「部・クラブ活動の時間」 がトップ。

前々回調査(2015年)より連続増加し、増加幅がトップの項目は「教科の時間(生徒が中心となって主体的に学ぶ授業)」であった 。

子どもとの日常コミュニケーション

教育改革を踏まえて、子どもとのコミュニケーションで「特に今後心掛けていきたい」ことは、「『自分で選択し、それに責任をもつ』ことが大切だと言っている」がトップ。

調査概要

調査目的

高校生を持つ保護者とその子どもにおけるコミュニケーションの実態と進路観の現状を把握する

調査主管

株式会社リクルートマーケティングパートナーズ、一般社団法人全国高等学校PTA連合会

調査対象

高校2年生とその保護者 一般社団法人全国高等学校PTA連合会より依頼した9都道府県、各3校ずつ計27校の公立高校

※各校:2年生2クラスの生徒とその保護者