東京個別指導学院がHRBCの株式を取得、企業向け人財開発領域に進出

株式会社東京個別指導学院(以下、東京個別指導学院)は、2020年1月9日付2020年2月期第3四半期決算短信にて、2019年12月24日開催の取締役会において、HRBC株式会社(以下、HRBC)の株式を取得することについて決議し、2019年12月24日に株式譲渡契約を締結。

この契約に基づき、2020年1月24日、HRBCより株式の取得が完了したことを発表した。

東京個別指導学院はこれにより、企業向け人財開発という新たな領域へと進出し、HRBCとの協働を通して、子どもから大人まで幅広い顧客に向け、「未来を生き抜く力」を手渡す教育サービスを提供していく。

HRBCの株式取得の背景

AIやIoT等急速なテクノロジーの浸透による産業構造の変化や、人口減少に伴う労働力人口の減少、人が100年健康に生きる社会の到来(「人生100年時代」)等により、働く人の働き方や生き方の見直しに対する機運が高まっている。

社会人としての付加価値を発揮し続けるためには、学び直しを通じた能力のアップデートや新たなスキルの獲得が必要不可欠と言われる中で、働く人の成長やキャリア形成を支援する企業向け人財開発の、社会的な重要性や企業側のニーズは高まっている。

その中で東京個別指導学院は、小中高生を対象とする個別指導塾事業を基幹事業とし、独自の人財育成メソッドに磨きをかけ、関わるすべての人と共に成長するホスピタリティ経営を推進している。

講師とのエンゲージメントを高める仕組みの構築や、「主体性」や「対話力」を育む質の高い教育サービスの提供など、東京個別指導学院ならではの価値の継続的な向上を図ってきた。

2019年2月期からスタートしている中期経営計画「To go for the NEXT ~ホスピタリティ経営2020~」においては、成長戦略の1つである「新サービス開発」に基づき、東京個別指導学院の事業の対象を社会人にも拡大する検討を進めていた。

一方HRBCは、「人を励ます、組織が動く」を理念に、企業向け人財開発に関する研修の企画・実施を行っている人財開発のプロフェッショナルチームであり、豊富な経験・ノウハウと強固な顧客基盤を有している。

顧客の課題に応じてカスタマイズする、受講者と向き合いながら高め合う「ライブ」としての研修を、年間1万3千人以上の受講者に向けて行っている。

HRBCとしてもさらなる事業成長を見据えた事業基盤の強化を模索する中で、本件の成立に至った。

目的及び今後の方針

東京個別指導学院は企業向け人財開発という新たな領域へと進出。

個別指導塾事業を基幹事業に据えながら社会人向け教育にも事業領域を拡げることで、東京個別指導学院の事業の複線化を推進する。

東京個別指導学院はHRBCの付加価値の高い企業向け人財開発事業がサービスに加わることで、人財育成企業としてのブランド価値向上に寄与するものと考えている。

また、人財の交流を含めた協働を深めることで、HRBCの事業成長を加速させる。

今後は、HRBCが持つ企業向け研修の経験・ノウハウと、東京個別指導学院が培ってきた大学生講師育成のメソッドとを掛け合わせることで、新たな人財育成ビジネスの開発を検討していく。

HRBCと東京個別指導学院の共創により、「人生100年時代」を生きる、働く人の成長やキャリア形成を支援する。

子どもから大人まで幅広い顧客に向け「未来を生き抜く力」を手渡す教育サービスを通じて、企業理念に掲げた「笑顔あふれる『人の未来』」に貢献し、持続的な事業成長と企業価値の向上を目指す。


ABOUT US

シンボ ナツキ
埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。