アルーと東京学芸大学、STEAM教育に関する共同研究を開始

人材育成データ・機械学習技術等を活用した、社会人向け教育サービスの提供を行うアルー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:落合 文四郎、証券コード:7043)は、国立大学法人東京学芸大学とSTEAM教育における学習内容・目標マップと指導者の資質・能力マップの開発に関わる共同研究を開始したことを発表した。

※STEAM教育:Art(芸術)を除いたSTEM教育と表現する場合もある

STEAM教育の概要と、共同研究参加の背景

STEAM教育の「STEAM」とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字を取った言葉。

この教育方針の目的は、現実の問題を解決に導く力や、今までにないものを創造する力を育むこととされており、昨今、日本でもSTEAM教育について関心が高まっている。

一般にSTEAM教育というと「コンピュータを自由に操作できるようにしよう」「数学に強い子どもに育てよう」と認識されることがあるが、これは本質を捉えているとは言い切れない。

文部科学省が2018年に公開している「Society5.0に向けた人材育成 ~社会が変わる、学びが変わる~」では、昨今の先進技術の変化に対し、教育現場でどのように対応していくべきかをまとめている。

報告書の中では、以下の3つの力が必要だとされている。

  1. 文章や情報を正確に読み解き、対話する力
  2. 科学的に思考、吟味し活用する力
  3. 価値を見つけ出す感性と力、好奇心・探求力

これらを身につけるための思考力の基盤として、STEAM教育の導入を推奨している。

現在、どのようなステップでSTEAM教育を実施していけば良いのか、また、指導者としてどのような意識・能力を持っていることが望ましいかなどは明確に定義されておらず、様々な機関で研究が続けられている。

そのような中、アルーは、社会人教育で培った人の成長に関わるコンピテンシー作成の知見を活かすことで、日本のSTEAM教育発展に寄与できると考え、今回の共同研究に賛同。

アルーはこの取り組みを通し、「夢が溢れる世界のために、人のあらゆる可能性を切り拓きます。」というミッションに基づき、日本の重要な資源である「人」の育成を通じて、日本の経済発展に貢献することを目指す。

研究目的及び内容

目的

STEAM教育の指標となる学習内容・目標マップと指導者の資質・能力マップを規定することで、多様なSTEAM教育プログラムを社会に広く普及していく基盤をつくる

研究内容

社会人教育のノウハウを参考にし、各教科の学習内容、目標との関連付けながらSTEAM教育が持つ問題解決に必要な資質・能力を年齢ごとに規定する。

規定した学習内容・目標に対応できうる指導者の資質・能力を規定する。

成果物

  • STEAM教育における段階別の学習内容・目標のマップ
  • 上記に対応できうるSTEAM教育の指導者に求められる資質・能力のマップ