ウェブリオ株式会社(東京都世田谷区 代表取締役:辻村直也、以下ウェブリオ)は、年間2億人が利用するオンライン英語辞書「Weblio英和辞典・和英辞典」における年間の検索ランキングを解析し、世相と連動して検索数の急上昇が見られた英単語を「今年の英単語」として発表している。
毎年、流行語大賞とは違った、英語ならではのトレンドが表れる。
今年は大賞の「enthronement(即位)」のほか、ラグビーワールドカップや国際会議「気候行動サミット」で話題となったあの単語や、キャッシュレス化など社会の流れを反映した単語など、バラエティに富んだ英単語が入選。
今年の英単語2019 は「enthronement」

「今年の英単語2019」は「enthronement」に決定。
「enthronement」は「即位」という意味。
今年は、4月に現在の上皇陛下が退位され、5月には今上天皇が即位された。
それに伴い、新元号の発表や改元、即位の礼が行われるなど、数十年に一度の出来事である「改元」は、一年を通して注目された。
「enthronement」は4、5月と10月に検索数が増加しており、即位の礼が行われた10月22日には一日で6500回以上検索されている。
なお、年間の総検索数は3万を超えている。
そのほか、改元に関連して4月には「order(秩序)」や「harmony(調和)」など、「令和」の英語訳で話題になった英単語も多く検索された。
今年の英単語2019にノミネートされた9語

「今年の英単語」とは
「Weblio今年の英単語」は、「Weblio英和辞典・和英辞典」のアクセスログを解析し、世の中の動向と連動するようにして検索数が増大あるいは瞬間的な突出を見せていた英単語を抽出、公表する企画。
2014年から年末の恒例企画として実施しており、この2019年で第6回目を迎える。
Weblio英和辞典・和英辞典のアクセスログを解析すると、短期間に検索数が極端に上昇しているキーワードが見つかる。
そのようなキーワードと世間的ニュースを並べると、なるほどと思えるような関連性が見出される。
今年の英単語とノミネート9語を見てみると、令和元年となった2019年に話題になったできごとが浮かび上がってくる。
調査概要
調査方法
「Weblio英和辞典・和英辞典」「Weblio単語帳」のアクセスログを解析
期間
2019年1月~11月