SELF、コミュニケーションAI”SELFエンジン”をベネッセ「進研ゼミ」高校講座アプリに導入

SELF株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:生見臣司、以下SELF)は、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長: 小林 仁、以下ベネッセ)の運営する「進研ゼミ高校講座アプリ」にコミュニケーションAIを導入したことを発表した。

ベネッセの運営する進研ゼミ高校講座のスマートフォンアプリにて、キャラクター「たま丸」とSELFエンジンとの連携により、ユーザーとの密接なコミュニケーションや会話を実現する。

導入の背景

2017年の夏のキャンペーンより、進研ゼミ中学講座の「ハイブリッドスタイル」(タブレット教材を使った講座)でSELFの会話型コミュニケーションエンジンが活用されている。

進研ゼミ中学講座でSELF導入の効果が見え、個に対してアプローチできるSELFの特性を活かしたコンテンツ開発を高校講座でも導入するに至った。

中学生とは異なり、高校生では、理系/文系に分かれるだけでなく、志望校の難易度や、各教科の進捗、部活動の有無など、生徒によって一人一人必要とする教材やアドバイスの内容に違いが出てくる。

しかしながら、様々な学習情報や進路アドバイスなどは、生徒一人一人に最適化することが難しく、各生徒が自分で必要なコンテンツを探さなければならない状況だった。

そこで、SELFを導入することで、全ての生徒それぞれの特性を把握・記憶し、個々の生徒に最適と思われる提案を行い、生徒の潜在的な課題解決や日常的な勉強のサポートを目的とした。

進研ゼミ高校講座アプリにSELFを導入したことで実現したこと

まず、生徒それぞれの生活時間やテストなどの学習日程、性格傾向、教材等のコンテンツ活用状況などを”個”の情報と定義し、これを聞き取る質問のタイミングを最適化。

例えば、定期テスト前などは、特に集中して勉強する時期となるため、生徒のテスト日程に応じて聞き取るタイミングや内容を最適化し、聞き取った内容を蓄積・応用することで、具体的な学習アドバイスや進路サポートなどの提案やナビゲーションを行う。

また、生徒からの困りごとや学習に関する質問にも対応しており、生徒へ提案するだけはく、生徒からも発信できるような仕組みにしている。

このほか、管理画面では、指定期間で、セグメント毎に最初に提案する内容を編集・配信設定ができるようになっている。

キャンペーンやイベントなどのスピードが求められる会話についても、ベネッセ社側での制御が可能。また、分析画面も提供し、会話で取得できたデータを随時確認することが可能。

効果

効果としてはアプリ利用の継続率の向上に寄与した。

会話によるサービス提供者側からの提案を主軸においたコミュニケーションは、アプリを開くきっかけ作りとなり、大きく効果を発揮することが証明できた。

また、ユーザー個々の属性に関しても、直接会話を行うことで1生徒当たり1,600属性を超えるデータを保有することが可能になり、個々の生徒に合わせた勉強に関するアドバイスやコンテンツ提案、ナビゲーションをすることができる。

今後は、長期休みなどのモチベーションの低下対策や、進路の悩み解決のきっかけになるような提案の精度を上げることで、より生徒の高校生活をトータルでサポートし、サービス利用頻度の向上を目指す。

SELFのAIエンジンとは

自動コミュニケーションを可能とする会話エンジン。

ボットや自然言語処理開発者によって新たに開発された、自動で理解と推測を行い、自然な会話を進めることが可能なシステムである。

独自のライブラリ、既存顧客/プランデータ、解析・記憶システムを使い、いまどのような会話が必要なのか、どのプランが適切なのかを判断する。