大規模公開オンライン講座 gacco、東京大学の「学びのゲーミフィケーション:ゲームフルな学習デザイン方法論」を1月8日より開講

株式会社ドコモgacco(東京都港区、代表取締役社長 嶋本由紀子)は、ドコモgaccoが運営する誰でも無料で受講できる大規模公開オンライン講座「gacco(R)(ガッコ)」において、「学びのゲーミフィケーション:ゲームフルな学習デザイン方法論」を2020年1月8日(水)より開講することを発表した。

これは、教育にゲーム要素を取り入れるためのゲームデザインの概要や事例を学び、ゲーミフィケーションデザインを実践的に学ぶ講座。

講師は、東京大学大学院情報学環 藤本 徹 (ふじもと・とおる) 講師。

受講者募集は、2019年12月3日(火)15時より開始する。

「学びのゲーミフィケーション:ゲームフルな学習デザイン方法論」 講座について

「学びのゲーミフィケーション:ゲームフルな学習デザイン方法論」講座では、教育にゲーミフィケーションを取り入れるためのゲームデザインの概要や事例を学び、実際にゲーム教材やゲーム要素を取り入れた学習活動の計画を立てるための基本的な知識を身に付ける。

構成は、レベル1から4までの全4回で、毎回ミニレクチャー数本の視聴とミニワーク、教育現場のさまざまな問題状況でのゲーミフィケーションデザインのクエスト課題(ゲーミフィケーションデザイン演習の相互評価レポート)に取り組む内容で、実践的な知識を学べるようになっている。

受講対象者は、主にゲームやゲーミフィケーションの手法を導入したい教育者、教材開発者、教育の場でゲームデザインの経験を生かしたいゲーム開発者となるが、このテーマに関心のある人はだれでも受講できる。

内容

教育にゲーム要素を取り入れるためのゲームデザインの概要や事例を学び、ゲーミフィケーションデザインを実践的に学ぶ。

  • レベル1:ゲームと学びの接点に目を向ける
  • レベル2:学習活動のゲーミフィケーション
  • レベル3:教育システムのゲーミフィケーション
  • レベル4:ファイナルチャレンジ(総合演習)

※ 想定される学習時間は、週2~3時間

学習期間

4週間程度(週:2,3時間程度)

課題内容

各回毎にミニレクチャーの内容についての確認クイズとクエスト課題がある。

期待できる成果

「学びのゲーミフィケーション:ゲームフルな学習デザイン方法論」講座を受講することで、次のようなことを学べる。

  • ゲームと学びの接点に目を向ける考え方
  • ゲームやゲームデザインについての基礎的な知識
  • 教育技法や学習理論についての基礎的な知識
  • 学びの場のデザイン方法についての基礎的な知識
  • 教育分野のゲーミフィケーションの事例やデザイン方法
  • 教育分野のゲーミフィケーションの実践方法

講座構成

「学びのゲーミフィケーション:ゲームフルな学習デザイン方法論」の各レベルの内容は以下の通り。

レベル1:ゲームと学びの接点に目を向ける

  • オリエンテーション
  • ゲームとは:ゲームの概念整理
  • 優れたゲームとダメなゲーム
  • ゲームデザインの観点で教育を捉える
  • なぜ教育にゲーミフィケーションを取り入れるのか
  • ゲーミフィケーションを取り入れる意義

レベル2:学習活動のゲーミフィケーション

  • ゲーミフィケーションの対象領域
  • 導入の教育的前提:学習の性質の違い
  • ゲーミフィケーションは学習活動にどう影響するか
  • ゲームの構造や要素を理解する
  • ゲーミフィケーションのためのゲーム要素分類
  • 教育へのゲーム導入の変遷
  • 教育分野のデザイン理論

レベル3:教育システムのゲーミフィケーション

  • 教室レベルから学校レベルのゲーミフィケーションへ
  • 学習者/プレイヤーのタイプ分類
  • ゲーミフィケーションの社会実装事例
  • 学校カリキュラムのゲーミフィケーション事例
  • ゲームアイデアを面白くする発想支援法
  • 変容を起こすゲームのデザイン

レベル4:ファイナルチャレンジ(総合演習)

  • ゲーミフィケーションの効果の理論的説明
  • ゲーミフィケーション企画検討をどう進めるか?
  • 成果をどう評価するか?
  • 評価方法の検討例
  • 教育デザイン理論の補強
  • ゲーミフィケーションの未来像

講師紹介

藤本 徹(ふじもと とおる)

東京大学 大学院情報学環 講師。

1973年大分県別府市生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。民間企業等を経てペンシルバニア州立大学大学院博士課程修了。博士(Ph.D in Instructional Systems)。

専門は教育工学、ゲーム学習論、オンライン教育。著書に「シリアスゲーム」(東京電機大学出版局)、「ゲームと教育・学習」(共編著・ミネルヴァ書房)、訳書に「テレビゲーム教育論」(東京電機大学出版局)、「幸せな未来は「ゲーム」が創る」(早川書房)など。