学研、1989年・2018年の小学生の「将来つきたい職業TOP5」アンケート結果を公開

株式会社 学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)の学研教育総合研究所は、令和元年の今年、平成の小学生の日常生活や興味・関心を振り返ることを目的に、株式会社学習研究社(現・株式会社学研ホールディングス)が1989年(平成元年)に『1~6年の学習』の読者であった小学生(3,600人)を対象に行ったアンケート調査結果を公開した。

「将来つきたい職業」TOP5 調査結果

全体ランキング(1989年・2018年)

1989年度の小学生の「将来つきたい職業」調査において、男女合計の全体ランキングでトップとなったのは、女子に圧倒的な人気の1位「保育士・幼稚園教諭」、2位は男子に人気の「プロ野球選手」、3位は男女共に人気の高い「小・中・高校の先生」、4位「一般サラリーマン」(※1)、5位「プロ野球選手以外のスポーツ選手」だった。

2018年度の調査結果(表2)と比較(※2)すると、1989年度調査の「プロ野球選手以外のスポーツ選手」と2018年度調査の「プロサッカー選手」を同義とすれば、その他4つの職業はお互いに重ならないことが分かる。

(※1)1989年調査時の表現ママ

(※2)1989年度調査は、2019年度調査とは母数と母集団形成方法が異なるため、統計的に厳密な比較は難しい。

1989年の男女別ランキング

男女別に見ると、男子(表3)には「プロ野球選手」が人気。

1989年はセ・リーグで読売ジャイアンツ、パ・リーグでは近鉄バッファローズが優勝し、新人選手選択会議(ドラフト会議)では野茂英雄選手が注目を浴びた年。

そんな野球選手達の姿に憧れていた少年達の姿が浮かぶ。

また、1989年は「一般サラリーマン」が2位にランクイン。

この頃の日本経済は好調であり、12月の日経平均株価は市場最高値を更新。

いわゆる“バブル経済”だった日本では、ビジネススーツに身を包んだサラリーマンの姿がトレンディドラマでも多く取り上げられ、小学生男子にとって“憧れ”の対象として映っていたのかもしれない。

女子(表4)の1~3位までは、いずれも他者の育成やサポートをするような職種が選ばれている。

1986年から男女雇用機会均等法が施行されたとはいえ、当時はまだまだ女性が男性と同じように働く姿はイメージしづらかったのだろう。

女性が多く活躍しているこれらの職種に人気が集中していることが見て取れる。

公開したアンケート調査について

調査方法

はがき調査

調査時期

1989年

調査対象者

1989年調査時期に小学1~6年生であり、月刊『1~6年の学習』の読者。

有効回収数

各学年 男女300人ずつの各学年計600人。6学年総合計3,600人。

参考