英語関連事業を運営する株式会社レアジョブ(以下、レアジョブ)は、米国のVoxy,Inc.の英語学習サービス「Voxy」に対応した、ビジネス英会話総合学習トレーニング「サーキットトレーニング」を開発、2019年10月より順次法人企業限定でβ版として試験提供を開始したことを発表した。
レアジョブ、「サーキットトレーニング」開発の背景

レアジョブは、「日本人1,000万人を英語が話せるようにする。」をサービスミッションに、誰しもが英語を話せるようになるためのサービス開発を追求している。
英語学習の成果を高めるためには、学習の“質”と“量”を適切に担保することが重要。
レアジョブでは、英語習得のプロセスを「アセスメント(英語力の評価)」「レコメンド(学習内容の推奨)」「学習の提供」「学習継続の支援」の4つに分解し、これらを一貫して提供していくことを目指している。
レアジョブはこれまでは自社のオンライン英会話サービスを中心に「学習の提供」を行ってきたが、さらなる充実を目指し、国内外問わず、優れたEdTechサービスと提携を積極的に行っている。
今回、2019年3月にOEM契約を締結したVoxy,Inc.と連携し、新しい英語学習プログラムの開発を実現。今回の試験提供を通じ、レアジョブは今後さらなるサービスの拡大を進めていく方針。
「Voxy」について
「Voxy」は、世界150カ国で400万人以上が利用する英語学習サービス。
インプット学習コンテンツの種類やテーマが豊富に用意されている。また、AIが学習者のレベルや回答内容などを分析して、個人最適化された学習プログラムを作成。
学習者は、自分の習熟度に合わせて学習を進められるのも特徴である。
「サーキットトレーニング」とは

「サーキットトレーニング」は、インプット学習とアウトプット(オンラインレッスン)を完全に連動させた、ビジネス英会話総合学習トレーニング。
これまで、単語やフレーズなどのインプット学習については、受講者が別教材で実施する必要があった。
「サーキットトレーニング」は「事前インプット」「準備トレーニング」「ライブレッスン」を一貫したプログラムとして提供できるので、ビジネス英会話を総合的に習得することが可能になる。
主な特徴
- ビジネスシーンに特化したトレーニング
- 第二言語習得理論に基づく「インプットーアウトプット」連動型学習
今回はまず英語初級者を対象に開発されたが、このサービスの今後の展開や、対象レベルの拡大については順次検討予定。
「サーキットトレーニング」β版試験提供概要
試験提供開始
2019年10月より順次
対象
「レアジョブ英会話」法人向けサービス 「ビジネス英会話コース」利用企業の一部
今後の展開
試験提供による効果検証の結果をふまえ、順次決定