品川区立上神明小学校、特別支援学級を対象にタブレット一体型ロボット『こくり』の活用に対する第2回実証実験を実施

日販テクシード株式会社(代表取締役社長:藤澤 徹、略称:NT)は、品川区立上神明小学校(東京都品川区)の協力のもと、特別支援学級を対象にタブレット一体型ロボット『こくり』の活用に対する2回目の実証実験を2019年10月25日(金) に実施することを発表した。

『こくり』とは、日販テクシードが独自に開発したタブレット一体型ロボット。

第1回目(2019年3月)の同小学校における実証実験では「プログラミング教育だけでなく普段の生活の中で、児童たちがロボット『こくり』と一緒に過ごしたら、どんな変化や反応があるのか」を検証する目的のもと実施。

授業の担当教員からは「アプリの内容等は、児童の発達段階や個別の課題に合わせて柔軟な設定が可能であり、様々な工夫ができそう」との感想が寄せられた。

それを踏まえ今回は、前回の実証実験で得た検証結果や課題から、『こくり』の既存アプリケーションの改善や新規アプリケーションを開発し、特別支援学級の授業内で『こくり』がどこまで実用的に教材として活用できるか、さらに子供たちの集中力や興味関心度を検証する。

タブレット一体型ロボット『こくり』の活用に対する2回目の実証実験概要

近年、特別支援学級の生徒数が増加しており、それに伴う教員の人材不足が問題となっている。

また、個々によって障害の症状や程度も様々なため、学級内における児童一人ひとりに適した対応が重要になってくる。

NTはこのような状況をサポートし、教員の負担を軽減するため『こくり』を学校生活の中で活用してもらいたいと考えている。

今回の実証実験で得られる知見は、全国の特別支援学級でも応用して利用することが可能。

利用するアプリケーション

今回利用するのは『こくり』特別支援学級向けアプリケーション。

クイズアプリケーション

『こくり』がクイズを出し、児童が答えるアプリケーション。先生がクイズの設問・選択肢の内容をより簡単に編集できるものに改善。

フラッシュカードアプリケーション

物や生き物、食べ物の写真と名前の組み合わせを定着させるアプリケーション(新規開発)

 発音・発話練習アプリケーション

「あいさつ」「英単語」などを正しい発音・発話で『こくり』に伝えると『こくり』が褒めてくれるアプリケーション。先生が『こくり』に聞き取らせる言葉をより簡単に登録・編集できるものに改善

声掛けアプリケーション

『こくり』が「静かにしよう」「席に着いてね」など児童に適切な声掛けをするアプリケーション。先生が『こくり』の児童への声掛けの内容をより簡単に編集できるものに改善

旗揚げアプリケーション

児童が簡単なプログラミング(設定)で旗揚げゲームが出来るアプリケーション(新規開発)

体幹ポーズアプリケーション

『こくり』がキッズヨガを教えてくれる体操アプリケーション(前回と同様)

日常生活指導アプリケーション

日直の児童が今日の天気、気温、登下校時間、時間割、給食などの情報を『こくり』に設定し、『こくり』が他の児童に発表するアプリケーション(新規開発)

日時

2019年10月25日(金) 8時20分~10時20分(1時間目~2時間目)

場所

品川区立上神明小学校

品川区立上神明小学校 竹谷先生のコメント

子どもたちは、毎回こくりが教室に来ることを楽しみにしています。日頃からゲーム機やタブレット型端末などに触れる機会の多い子どもたちですので、こくりの操作にもすぐに慣れました。今回学級として、パソコンにつながなくてもこくり本体で設定の変更(簡単なプログラミング)ができるようにしてほしいなどの要望を出させていただき、実現していただきました。

特別支援学級の児童にとって、プログラミング教育がより親しみやすく身近に感じられるようになることを期待します。

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WRITERこの記事をかいた人

Natsuki Shinbo

埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界に特化した転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。