TOEIC、大学入試共通テストへの参加申し込みを取り下げ。システム運用が困難と判断

日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)(所在地:東京都千代田区永田町、理事長:室伏貴之)は、TOEIC Listening & Reading Test(以下、TOEIC L&R)およびTOEIC Speaking & Writing Tests(以下、TOEIC S&W)の大学入試英語成績提供システムへの参加申込を取り下げる判断をしたことを発表した。

大学入試英語成績提供システムへの参加申込取り下げの経緯

TOEIC L&RおよびTOEIC S&W(以下、あわせて、TOEICテスト)は、2018年3月26日付で独立行政法人大学入試センターの、大学入試英語成績提供システムの参加要件をすべて満たしていることが確認されていた。

その後、TOEICを運営するIIBCでは、大学入試センターと協定書の締結に関する協議を行うとともに、2020年4月からの運用開始に向け、準備を進めてきた。

TOEICテストは英語4技能を測定できる試験だが、TOEIC L&RとTOEIC S&Wが別々に実施される形態となっている。

大学入試英語成績提供システムに対する社会的な要請が明らかになるにつれ、それらに対応するためには、受験申込から、実施運営、結果提供に至る処理が当初想定していたものよりかなり複雑なものになることが判明。

このため、7月2日時点において、協定書締結に向けた大学入試センターとの協議が完了しておらず、IIBCとしてシステム運用開始において責任をもって各種対応を進めていくことが困難であると判断。

これ以上意思決定時期を遅らせることで、受験者、保護者、学校関係者に迷惑をかけないよう、IIBCは「TOEIC L&RおよびTOEIC S&Wの大学入試英語成績提供システムへの参加申込を取り下げる」との判断に至った。

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