シンドバッド・インターナショナルとチャオ、AIカメラを活用した授業品質の改善や学習効果の向上を目指す取り組みを開始

株式会社シンドバッド・インターナショナル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山田博史)が運営する「大学受験専門・家庭教師メガスタディオンライン」は、各種業務システムのクラウドサービスを展開する株式会社チャオ(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本秀基)協力の下、メガスタディが展開する「オンライン遠隔双方向教育」における、AIカメラを活用した授業品質の改善や学習効果の向上を目指す取り組みを開始したことを発表した。

シンドバッド・インターナショナルは、この取り組みにより、「EdTech(教育×TECH)」に貢献するものとしても推進したいと考えている。

「表情」で授業中の理解度を計測した結果

家庭教師メガスタディオンラインで提供する「遠隔マンツーマン授業」において、AIカメラによる講師と生徒の表情に現れる感情を可視化し、授業中の理解度合い、集中度合いなどを計測した。

生徒が理解したことを口頭で告げたとしても、言葉などからだけでは把握しきれない「表情」を計測し、本当の意味での理解ができているかを検証。

表情はAmazon Rekognitionの画像解析システムを活用し、「DISGUSTED:うんざり、HAPPY:幸せ、ANGRY:怒り、SURPRISED:驚き、 SAD:悲しい、 CALM:穏やか、CONFUSED:混乱」の7つの項目で、全体を約100点として数値化した。

表情解析は「動画」でなく「写真」で細かく記録した1秒ごとの写真に対し、6秒間で実施した。

講師表情解析

  • Age(年齢):26〜43
  • Gender(性別):女性(99.79%)
  • Smile(笑顔):はい(72.92%)
  • Eyeglasses(眼鏡有無):いいえ(85.68%)
  • Sunglasses(サングラス):いいえ(99.99%)
  • EyeOpen(目が空いている):はい(99.97%)
  • MouthOpen(口が開いている):はい(99.9%)

Emotion(感情)

  • CONFUSED(混乱):0.0
  • SURPRISED(驚き):16.94
  • ANGRY(怒り):62.31
  • SAD(悲しい):0.7
  • DISGUSTED(うんざり):15.68
  • HAPPY(幸せ):1.4
  • CALM(穏やか):1.52

生徒表情解析

  • Age(年齢):15〜25
  • Gender(性別):男性(96.04%)
  • Smile(笑顔):いいえ(99.5%)
  • Eyeglasses(眼鏡有無):いいえ(99.93%)
  • Sunglasses(サングラス):いいえ(100.0%)
  • EyeOpen(目が空いている):はい(87.71%)
  • MouthOpen(口が開いている):いいえ(98.34%)

Emotion(感情)

  • CALM(穏やか):92.53
  • DISGUSTED(うんざり):4.61
  • SURPRISED(驚き):0.44
  • SAD(悲しい):0.9
  • HAPPY(幸せ):0.02
  • CONFUSED(混乱):0.0
  • ANGRY(怒り):1.44

今回の取り組みでは、例えば講師の表情で見ると、実際は怒っていないにも関わらず、「怒り」の数値は62.31点を記録するなど、差異も現れた結果となったが、今後さらに表情解析テストを繰り返し、精度を上げることで、実際に抱いている感情との差異は減少していくと期待している。

両社は将来的に、AI カメラを活用して表情から生徒の集中力や理解度の数値化を行い、その因果関係や授業の改善に活かしていきたいと考えており、集中力が低下したところの重点復習などを行う事で、よりクオリティの高い授業を目指していく。

チャオカメラとは

「観る」「録る」「解析する」を実現するレコーダ不要のクラウド型AIカメラソリューション。

カメラデータの動きがあった部分だけを抽出してクラウドサーバに転送、復元・再生する、チャオ独自の技術「差分転送」によって、ヒトやモノの動きが一目瞭然。侵入者の動きや盗難、置き忘れなどを瞬時に検知できる。

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ABOUTこの記事をかいた人

Natsuki Shinbo

埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界に特化した転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。