みんなのコード、プログラミング教材「プログル 算数」の第4弾「中央値・最頻値コース 」を提供開始

NPO法人みんなのコード(東京都渋谷区、代表理事:利根川 裕太、以下みんなのコード)は、プログラミング教材「プログル 算数」のシリーズ第4弾として「中央値・最頻値コース」を開発した。本日より、みんなのコードが運営する「プログル公式サイト」にて、教材および指導案が無料で利用できる。

プログル 算数(中央値・最頻値)とは

2020年から全面実施となる小学校の「新学習指導要領」では、昨今のデータサイエンス教育(統計教育)の機運の高まりから、多量のデータを分析して、傾向や意思決定の根拠を見つける力を身につけることを目的に、新たに「算数」の単元に「データの活用」が新設される。

「データの活用」の領域で学ぶ、「平均値」「中央値」「最頻値」は、統計的な考え方の第一歩であり、概念を正しく理解し、正確なプログラミングがされていれば、多量のデータであっても素早く計算できたり、一度考えたプログラムを繰り返し使用できるという、コンピュータが得意とする領域でもある。

プログラミングを通じて、これらの概念を“正しく”“わかりやすく”理解し、「データの活用」に慣れ親しむための教材として、すでに好評を得ているプログル「平均値コース」に加えて、「中央値・最頻値コース」を提供開始。

本教材の対象学年は小学6年生となっており、普段より「ブロック・プログラミング」に慣れ親しんでいたり、すでに「プログル 算数」の「多角形コース」や「平均値コース」を実践している児童向けの上級編コースとして位置付けている。

東京都世田谷区立東玉川小学校校長、東京都小学校プログラミング教育研究会会長 奥山圭一氏コメント

今回、実際に「プログル 算数」の新コースである、「中央値・最頻値」について触ってみました。「中央値・最頻値」は、もちろん紙ベースでの教材で学ぶこともできますが、取り扱うデータ量が限定的だったり、ビジュアル的に理解するには難しい部分もあります。それらを手助けする一つの方法として、プログルのようなデジタル教材と一緒に組み合わせることで、より児童の深い学びにつなげられるのではと感じました。
例えば、先生方は、まずこの単元でのゴールはどのようなものなのかをきちんと児童に示し、限られた範囲のデータ量での考え方を紙ベースで学んでもらいます。そのうえで、コンピュータで実際に取り組むと、どういう手順やプログラムになるのか、比較して学ぶとよいのではと思っています。その結果、一度考えたプログラムが正しければ、多量のデータでも繰り返し使用できるといった、コンピュータが得意とする領域の理解、ひいてはプログラミング的思考の形成につながるのではないかと感じています。

プログルとは

「プログル」は、高度なプログラミング知識がなくとも、小学校の教員が、各教科の45分間の授業の中で、簡単に活用できる「プログラミング教材」。

2017年4月の提供開始以来、算数の「平均値」「多角形」「公倍数」、理科の「電気の利用」に関する教材を提供しており、累計27万人(2019年5月21日現在)が利用し、好評を得ている。

来年度、全国2万校の小学校で必修となる「プログラミング教育」は、「算数」や「理科」などの各教科内や「総合的な学習の時間」において実施される。

プログラミングに関する専門知識をもたない教員が、既存の汎用的なプログラミング教材を用いて授業を行うには、準備や授業の運営に大きな労力がかかることが予想されることから、みんなのコードでは、授業内で無理なく実践できる「プログル」を開発・提供している。

今後も、みんなのコードは、全国40万人の先生が無理なく「プログラミング教育」を日々の授業の中で実践できる環境の整備を支援することを目的に、「プログル」をはじめとする使いやすい「プログラミング教材」を多学年、他教科を対象に開発・提供していく。


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Natsuki Shinbo
埼玉県出身。2018年12月からほぼ毎日EdTech Mediaの記事を更新しています。 EdTech Mediaのほかに、教育業界に特化した転職サイト「Education Career」を運営している株式会社ファンオブライフのマーケティング担当です。