若者の挑戦を企業や社会が支える『企業奨学金』プラットフォームを提供するCronoが資金調達を実施、新取締役に家入一真氏・荻原国啓氏の2名参画

若者の挑戦を企業や社会が支える『企業奨学金』をコンセプトに若年層向けの挑戦を支援する奨学金の提供・返済支援プラットフォームを運営する株式会社Crono(クロノ)(本社:東京都千代田区、代表取締役:高瀛龍)はソーシャルアントレプレナーズアソシエーション(SEA)が運営するSEAソーシャルベンチャーファンド及びエンジェル投資家を引受先とし、第三者割当増資による資金調達が完了したことを発表した。

また、新取締役に家入一真氏(株式会社CAMPFIRE代表取締役, NOW株式会社代表取締役)・荻原国啓氏(SEA代表理事, ゼロトゥワン株式会社代表取締役)の2名が就任した。

「『企業奨学金』プラットフォームCrono」とは

「若者の挑戦を企業と社会が支援する仕組みへ」をビジョンに、若年層向けの奨学金提供および貸与型奨学金の返済肩代わりを行う企業との人材マッチングサービスの展開を予定している。

近年、大学・専門学校に通う学生の約40%が貸与型奨学金を借入しており、数百万円の債務を抱えた状態で卒業後に返済が困難になることが問題になっている。株式会社Cronoは、この問題を奨学金返済による奨学生の生活圧迫や自己破産に繋がることだけでなく、債務を抱えることが若年層の新たな挑戦のハードルになっていることが問題だと捉えている。

また、大学進学以外で挑戦したいこと(留学、プログラミング学習など)があるにも関わらず経済的理由で断念した若者が相当数いるとの調査報告もある。

一方、グローバル人材やエンジニアのような高度なスキルを持つ人材は社会的に不足しており、今後もこの傾向は拡大していくと予測される。社会から求められる技能がこれまでより高度化・専門化していく中で、Cronoはその技能や経験を得るための挑戦機会が若者に十分に与えられるべきだと考えている。

挑戦したい若者が存在するなら挑戦機会を提供し、将来成長した若者が社会に恩返しをする仕組みを提供することで、若者の夢を応援しながら社会で活躍する人材を供給できる。

Cronoのサービスでは、潜在的に挑戦したいことがあるにも関わらず諦めている若者に対するCrono奨学金の提供、および、奨学金返済を肩代わりする企業と返済支援を希望する奨学生の人材マッチングサービスを行うため準備を進めている。

「Crono奨学金」サービス概要

Crono奨学金とは、Cronoが若年層に対して奨学金を提供し、将来、Crono加盟企業に入社・勤続することで、企業が奨学金返済を肩代わりする仕組み。

Crono奨学金

奨学金返済支援マッチング

荻原国啓(SEA 代表理事, ゼロトゥワン株式会社 代表取締役)コメント

SEAでは社会性と事業性を両立したソーシャルベンチャーの応援、SEED投資活動を行なっています。Cronoは誰もが積極的に挑戦できる社会環境作りを目指し、若者が挑戦できる機会の不均等や負担を少しでも減らしていくための解決手段として、奨学金返済支援の仕組みを企業と共に変えていこうとしています。このチャレンジはまさに社会に必要なソーシャルビジネスです。Cronoを牽引する素晴らしい可能性を持った若いチームと共に若者に明るい未来を創っていけることを楽しみにしています。

家入一真(株式会社CAMPFIRE 代表取締役, NOW株式会社 代表取締役)

ぼくにとってCronoはかつて立ち上げたstudygiftの再挑戦、studygift 2.0と位置付けております。studygiftは、経済的な理由で学ぶ機会を得られない、日本の未来を担う若い子たちへの学費を、クラウドファンディングで集める仕組みでした。残念ながら様々な事情により終了してしまいましたが、今でもその本質的な想いは変わっておらず、当時の反省を踏まえてもう一度新しい学費支援の仕組みを作りたいと思っております。学費だけでなく、学費支援をキッカケに繋がりが生まれることで、学生が人生で迷った時に相談できる居場所を創っていきます。

大前和徳(エレベート株式会社 代表取締役CEO)

「奨学金が大きな金融負担としてミレニアム世代にのしかかっている中、この課題解決を目指すフィンテックベンチャーが世界で成長しています。そしてついに日本でも、その担い手が現れました。Cronoの革新性は、ともすれば公的支援の意味合いの強い奨学金事業を、逼迫する労働市場の中で活況を呈する人材事業と結びつけることによって、社会性と事業性を兼ね備えた事業モデルを構想しているところです。Cronoを通じて、若者は自分の脳みそにどんどん投資してください。その投資成果はキャリアの経験と組み合わされて、長期にわたってジワジワと効いてきます。明るい未来を創るCronoのチャレンジに、今回株主として応援できることを嬉しく思います。Go Crono!

川中浩平(ユナイト法律会計事務所 代表パートナー弁護士)

Cronoの事業は、日本の将来を担う若者が、経済的事情に屈することなく、果敢に挑戦できる環境を整備しようとするもので、経済成長は勿論のこと、個々人の自己実現や活気ある社会環境の醸成に寄与する、非常に意義深いものと考えています。Cronoサービスを利用して自由に活躍する若者人材が一人でも多く登場することを願っています。