東京都港区、公立保育園15園にてICTシステム「CoDMON」を導入

株式会社コドモン(本社:東京都港区、代表取締役:小池義則)は、港区内の公立保育園15園において、コドモンが展開するこども施設業務サポートサービス「CoDMON」の導入が決定したことを発表した。

港区では2019年3月より段階的に試験運用を開始し、新年度より正式運用を予定している。

東京都港区、「CoDMON」導入の背景

港区では年々こどもの人口が増加しており、保育園に入れない「待機児童」の解消が課題となっていた。

そこで港区では平成27年度から平成31年度にかけて認可保育園の定員を約1,700名分増員するなど、解決に向けて対策を進めてきた。

待機児童ゼロを実現するには、保育士不足、並びに保育士の働き方改革が不可欠である。これまでも港区では保育士を確保するための施策として「保育従事職員の宿舎借り上げ等支援事業」を行っており、今回のコドモン導入で保育士の業務負担を軽減し、さらなる働き方改革を推進する。

保育士の業務には、手書きでの書類作成など効率化されていない事務作業が多くあり、この作業時間がこどもと関わる時間を圧迫していた。

保育士とこどもが過ごす時間は保育の「質」に影響を与えることからも、早急な保育士の働き改革が求められている。

港区では事務作業を効率化し、保育士がこどもと触れ合う時間のさらなる充実や、保護者の負担軽減をめざし、コドモン導入を決定した。

保育ICT化は、平成29年に内閣府から発表された「子育て安心プラン」の中でも保育士の業務負担軽減のための施策として推奨されており、全国の保育園でICTシステムの導入が進んでいる。

コドモンが正式リリースされた2015年以降、2016年には約500、2017年には約1,500と導入数を増やし、2019年4月には全国約3,200以上の施設でコドモンが利用されている。

現在全国に保育園は34,763園(厚生労働省発表資料「保育所等関連状況取りまとめ 平成30年4月1日」より)あり、今後より多くの施設でコドモンが導入されることにより、保育業界の業務改善が加速し、保育士の確保だけでなく、保育の質向上にも十分な効果を発揮することが期待されている。

港区におけるコドモン導入機能(抜粋)

園児台帳

園児の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定及び家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、あらゆる園児毎に情報を一元管理する事ができる。

登降園管理

これまで保育士が手書きで記録していた園児の登降園記録を、ICカードやタッチパネルを使った打刻機能で自動管理に。保育料の計算とも連携する。

帳票作成

年齢や項目毎に整理された3,000以上の文例を参考にしながら入力することが可能に。園独自の書式もエクセルのデータを登録することでテンプレート化することができる。さらに一度記入した指導案は蓄積され、質の向上にも寄与する。

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