個人の得意を売り買いするスキルのフリーマーケット「ココナラ」を運営する株式会社ココナラ(本社: 東京都品川区、代表取締役:南 章行、以下 ココナラ)は、通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:品川 泰一、以下ユーキャン)と業務提携を行った。
本業務提携により、ユーキャンの通信講座受講生(年間約40万人)が、資格や技能、趣味などを活かして報酬を得る機会を持ちやすくなり、またココナラとしても様々なスキルを持った人に、そのスキルを出品してもらうことで品質とバリエーションの豊富さを確保できるようになる。
業務提携の背景と目的
社会的背景
終身雇用や年功賃金などの日本型雇用システムが崩壊すると同時に、人生100年時代に突入し、人が付加価値を発揮して稼ぎ続けるためには、絶えずスキルをアップデートしたり獲得することが必要となっている。
ココナラの提携目的
ココナラは、「ロゴ制作・翻訳・ナレーション・起業の相談」といったビジネス的な出品から、「似顔絵・占い・ファッション相談」などプライベートな相談までバリエーション豊富なサービスが売買されている新しいタイプのマーケットプレイスであり、今後、より良質で多種多様なサービス提供者を増やしていくことが重要。
このような背景において、様々なスキルを持ったユーキャン受講生にそのスキルを出品してもらうことで、品質とバリエーションの豊富さを確保することを目的に、本提携に至った。
ユーキャンの提携目的
ユーキャンは、「インテリアコーディネーター」「整理収納アドバイザー」といった資格講座から「デジタルイラスト」「風景スケッチ」「アロマテラピー検定」などの趣味・実用講座まで、140以上の講座で年間約40万人が受講している。
受講生が習得した「知識」や「スキル」を実践的に発揮し、報酬(人に教えるという体験を通した達成感や充実感+対価)を得る機会の提供により、これまでの通信講座にはなかった価値の創出を目的として、本提携に至った。
提携内容
まず提携の第一弾として、ユーキャンの17の通信講座受講者に向けた特設サイトを開設し、受講者・修了者・合格者がココナラで気軽に知識やスキルを出品できるサービスの実現を目指していく。
今後は更に「ココナラで売れるための講座」を開くなど、サポートの場を提供することも検討している。