学校法人 河合塾は、2020年度から始まる大学入試改革を受けて現中学1年生~高校2年生の男女500組、同一の親子を対象に「2020年度大学入試改革に関する意識調査」を実施した。
2020年度からスタートする大学入試改革の内容について、これまで様々な情報が出てきてはいるものの、具体的に何がどう変わるのかを完全に理解することは、一般の人々にとっては難しい部分がある。
該当世代である中学・高校生はもちろん、保護者も含めて一体どんな対策を立てれば良いのか、何を知っておくべきなのかなど、不安でいるひとも多いだろう。今回は、2020年度以降に大学受験を予定している“新入試世代”である受験生や保護者を対象に、具体的な情報収集の手段から対策への意識、現時点で感じている不安やどんな影響があるかなど、リアルな実情の調査が行われた。
調査サマリー
- 大学入試改革の内容を「具体的に知っている」子供は全体の50%以下。ただし、志望大学のレベルが高い親子ほど認知度は高く、情報収集も積極的に行っている傾向にあった。
- 70%以上の親子が大学入試に「不安」であり、特に「英語の試験対策」にハードルを感じていることがわかった。
- 試験問題の形式が変わるというだけで、2人に1人が「志望校の選択に影響する」と回答した。
調査概要
- 調査期間 :2018年5月26日~5月31日
- 調査方法 :インターネット調査
- 調査対象 :大学受験を予定している中学1年生~高校2年生の男女、同一の親子
- サンプル数 :n=500
大学受験を予定している中学1年生~高校2年生の各学年n=100(男女でn=50ずつ)の均等割付にて回収。