公立学校教諭になるためには、教員採用試験に合格しなくてはなりません。
教員採用試験は各自治体ごとに行われるため、受験する自治体の試験形式や科目、試験スケジュールなどを早めに知っておくことも、試験の対策として有効だと思います。
この記事では、和歌山県の教員採用試験についてまとめていきます。
和歌山県の教員採用試験の特徴
和歌山県の平成31年度教員採用試験(平成30年実施)の実施スケジュールは以下の通りです。
また、試験科目や制度などの特徴も記載していきます。
参考: 平成31年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考検査の実施概要について
日程 | 内容 |
4月23日~5月10日 | 出願期間 |
6月30日、7月1日 | 1次試験面接 |
7月22日 | 1次試験筆答試験 |
8月18日 | 2次試験筆答試験、小学校国語実技 |
8月19日 | 2次試験実技 |
8月20日~22日 | 2次試験面接 |
1次試験
和歌山県の教員採用試験では、1次試験に面接、 筆答検査、論文(小学校・特別支援学校)等が課されます。
1次試験の筆答検査では、一般教養と校種・教科専門の試験があります。
免除制度
以下に該当する場合、一次試験の免除・一部免除が認められる場合がありますので、確認しておきましょう。
- 過年度1次試験合格者への一部免除
- 講師経験がある場合の一部免除
- 英語教員志望の場合の、英語に関する資格による一部免除
- 英語教員志望ではない場合の、英語に関する資格による一部免除
特別選考
和歌山県の教員採用試験では、以下のような条件を満たす場合に、特別選考の受験が認められます。
- 芸術分野で優秀な成績をおさめている場合
- スポーツ分野で優秀な成績をおさめている場合
- 博士課程取得者である場合
- 勤続3年以上の現役教諭である場合(平成30年度試験から)
当てはまるかもしれない場合は、要項などで詳細を確認することをおすすめします。
2次試験
和歌山県の教員採用試験の2次試験では、校種等によって異なりますが、教職専門、実技、面接、適性検査が課されます。また、中学校・高等学校・養護教員は論文試験も受けなくてはなりません。
和歌山県の教員採用試験の受験資格について
一般選考で受験する方は、志願区分に応じた教員免許を取得済み、あるいは取得見込みであれば大丈夫です。
特別選考制度で受験する方は、それぞれ必要な要件があります。
和歌山県の教員採用試験の倍率
平成30年度の一般選考の結果をもとに以下にまとめました。
参考:平成30年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考検査(最終)合格者数
小・中・高等学校
- 小学校・・・3.1倍
- 中学校・・・9.6倍
- 高等学校・・・16.4倍
特別支援学校・養護教員
- 特別支援学校・・・3.3倍
- 養護教員・・・5.4倍
和歌山県の教員採用試験におすすめの参考書・問題集は?
和歌山県の教員採用試験の筆記試験では、教職教養、一般教養、教科専門、論文の対策が必要です。
また、面接や実技の対策も必要ですので、筆記試験の対策を早めに始めておいた方が良いと思います。
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