オンライン学習サービスのschoo(スクー)が1億5200万円を調達
インターネット生放送を活用した学習サービス「schoo WEB-campus」を運営する株式会社スクーは、2013年7月、ベンチャーキャピタル3社を引受先とする総額1億5200万円の第三者割当増資を実施したことを発表しました。
■新株割当先一覧
・伊藤忠テクノロジーベンチャーズ
・インキュベイトファンド
・ANRI
スクーの第三者割当増資は、昨年10月に実施したANRI・インキュベイトファンドを引受先とする第三者割当増資に続き、2回目となる。
採用を強化、デバイス対応・プラットフォームの外部提供へ
今回の増資により資本及び経営体制並びに、エンジニア・コンテンツディレクター等の採用を強化します。
スマートフォン/タブレットへの完全対応・プラットフォームの外部提供など「schoo WEB-campus」のサービス拡大を進め、『世の中から卒業をなくす』というビジョンの実現へ邁進致します。※プレスリリースより
今回の資金調達によって、開発体制を強化して、コンテンツの拡充を行っていくようです。プラットフォームの外部提供とあるように、今後はプラットフォームをコンテンツホルダーに提供していくこともありそう。良質なコンテンツをいかに継続的に創っていけるかにこれからも注目したいです。
schoo(スクー)で見られるEdTechに関連の講義
スクーの配信している授業の中に、EdTechに関連するものもあり、EdTechMediaをご覧になっているかたであれば、関心もあるのではないかと思いますので、紹介します。

デジタルハリウッド大学大学院教授の佐藤昌宏氏が行った授業。「インターネットの力で学びはどのように進化するかを皆で考える」をテーマにしていて面白いです。佐藤さんは、EdTech JAPAN Pitch Festivalなども手がけています。

ジャーナリストの松村太郎氏による、モバイルとソーシャルによる「学びの進化」を考えるをテーマにした授業。
松村氏は、キャスタリア株式会社に参画しており、取締役研究責任者として、ITと学びによる社会問題の解決をテーマにサービス開発に取りくんでいます。EdTechMediaでも紹介した、「ソーシャルラーニング」入門 ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命の著者でもあります。