Slack Japan、教育機関での導入例として近畿大学とN高の事例を公開

Slack Japan 株式会社(本社:東京都千代田区、カントリー・マネジャー 佐々木聖治、以下Slack)は、日本有数の教育機関での導入事例として、2019年の4月から全職員を対象としてSlackを導入した近畿大学(所在地:大阪府東大阪市 学長 細井美彦)と、開校以来、全学年の生徒と全職員を対象としてSlackを導入している学校法人角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校(所在地:沖縄県、校長 奥平博一校長)の事例を公開した。

近畿大学のSlack導入事例

近畿大学について

近畿大学は、1925年に創立された14学部、大学院11研究科を持ち、日本有数のスケールを誇る総合大学。

建学の精神である「実学教育」を学びの根幹に据えて、理系、文系のバランスのとれた学部を6つのキャンパスに有し、学生数は約3万人、卒業生は53万人を超え、近畿大学の卒業生はあらゆる分野で、社会の根幹を支える人材として活躍している。

また、世界発のクロマグロ完全養殖を達成した水産研究所、次世代バイオリサイクル燃料「バイオコークス」の開発で注目されるバイオコークス研究所など、日本各地に広がる研究所が「実学」をけん引している。

Slack導入事例

近畿大学では、業務の効率化と仕事の見える化、更には働き方改革に対応するために、2017年より総務部門とIT部門主導のもと、大学職員を対象にSlackの導入を段階的に進め、2019年4月現在、全てのキャンパス・拠点内の職員にまで導入が拡大した。

これにより、卒業生と在学生が交流するKINDAIサミットのような部署を横断するプロジェクトにおいては、運営に関わるメンバー同士がSlack上でリアルタイムにやりとりできるようになった。

今後は全職員でSlackを活用することで、遠隔地のキャンパス・拠点内に所属する職員とのコミュニケーションがよりスムーズになることが見込まれる。

導入に際しては、職員間でのIT習熟度の差異やセキュリティ上の懸念がありましたが、直感的に使用できるUIや管理機能が優れたSlackの特徴を活かして、パブリックチャンネルの使用を制限するなどの対策を講じて安全に活用している。

近畿大学では、今後Slackによる職員のコミュニケーションの円滑化を図るとともに、国内外の多様なアプリとの連携を進める事も視野に入れ、業務全体のさらなる効率化の実現を目指している。

近畿大学総合情報システム部・技術課長補佐 高木純平氏コメント

Slackの導入により、電話でのやり取りが極端に減りました。また、今まで属人的になっていた職員間のやり取りも、グループやチャンネルを使用することにより、仕事の見える化に繋がっています。卒業式や入学式などの大規模かつ部署を横断するプロジェクトの準備・運営でもSlackは多用されており、今や本学の発展に必要不可欠なツールとなっています。

N高等学校のSlack導入事例

N高等学校とは

2016年に開校したN高等学校は、インターネットと通信制高校の制度を活用した新しい形態の高等学校。

スマホやPCからインターネット経由で授業の履修や課題提出を行うことで、学習にかかる拘束時間を最小限にとどめ、生徒が将来に繋がるスキルアップに注力できる教育プログラムを特徴としている。

N高では、開校当初より学校公式のITツールの1つとしてSlackを全校で導入しており、現在では全校生徒と職員を含めた数千名規模で、日々の学習やコミュニケーションのためにSlackが活用されている。また、Slackの他にも、グローバルに活用されているグループウエアやソフトウェア開発のプラットフォームなども導入している。

Slack導入の背景

導入を決定した背景として、まずはN高校の創立当時、運営母体であるIT企業ドワンゴ社内でSlackが浸透しており開校と共に積極的な導入が進められた事が挙げられる。

また、N高校では基礎からハイレベルまでのプログラミング授業を展開しているため、Slackが授業内容と親和性が高く、さらには企業での導入が進むSlackを利用することで、N高校生の就業機会に繋がる可能性にも期待を寄せている。

加えて、同校のフレキシブルなスクールライフと場所や時間を超えたコラボレーションを実現するSlackの特長が合致した点も導入の決定に繋がった。

なお、N高校では、生徒にSlackアカウントを提供するにあたって、入学時に保護者とのSlack利用に関する取り交わしを行い、学校主導でSlackの利用規約に沿った利用を進めている。また、これまで操作方法を解説したマニュアルの整備や、教員による個別のサポートにより生徒のSlack利用を促進してきた。

セキュリティの観点から、Slackの外部アプリ連携は限られた授業での承認制としていますが、コミュニケーションの活性化を図るため、パブリックチャンネルの作成は生徒が自由に行える環境を整えている。

N高のSlack活用例

生徒間での友人作り

N高校は、200を超える同好会と9つの学校公認の部活があり、それぞれパブリックチャンネルを開設している。

生徒は自分の興味に合った部活や同好会をSlack上で検索して参加している。例えば、学内最大規模の約160名の部員を持つ美術部では、一線で活躍するイラストレーターの講師が月に2〜3度ほど課題を出し、その提出と講評を美術部のパブリックチャンネル上で行っている。

その他のユニークな活用例としては、クイズ同好会でSlack上のびっくりマークの絵文字を使用し、早押し練習を行う、コンピューター部ではコンテストに向けた練習課題やフィードバックを行う、などがある。いずれも生徒の自主性が反映された独創性の高い活用法が見られる。

生徒と担任のコミュニケーションを円滑に行う

生徒と担任間では、日々のホームルーム活動をSlack上で行い、効率的に事務連絡や進路指導を進めている。事務連絡を行うほか、担任がそれぞれ創意工夫を凝らしながら、動画配信や、時事ネタについての討論をしたりとバラエティに富んだ内容のホームルームが行われている。

職員の業務効率化

職員同士の連絡もSlack上で進めており、東京、大阪、沖縄の3つの事務拠点にまたがって円滑にコミュニケーションが取れるので、学校全体の運営がより効率的に行えるようになった。なお、学内では授業の履修や日々の確認テスト、レポート提出などは別システムにて実施しておりSlackは主にコミュニケーション円滑化のツールとなっている。

N高コミュニティ開発部部長 秋葉大介氏コメント

N高校では、開校時よりSlackなしでは、本校のような未来の学校は実現できなかったのではないかと考えており、Slackは、我が校の教育の質を支えるコミュニケーションのインフラとして、重要な役割を果たしています。生徒たちには、同級生と気軽にSlack上で交流し、かけがえのない高校生時代にコミュニケーションの楽しさを実感して欲しいと考えています。

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