上智学院とデロイトトーマツベンチャーサポート、上智大学アルペ国際学生寮の教育プログラムに関する委託契約を締結

2019年2月4日、学校法人上智学院は、デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 吉村孝郎、以下DTVS)と、2019年4月に開寮する上智大学アルペ国際学生寮(以下アルぺ寮)の教育プログラムに関する委託契約を締結した。

業務委託締結の背景

アルペ寮は、上智学院にとって2つ目となる国際学生寮。

民族、文化、宗教等の多様な価値観をもつ人々がともに生活し、互いに学びあうことができる混住型の特長を生かし、寮生の参加が必須となる通年の教育プログラムを展開することが大きな特長である。

複雑化・多様化する社会において、「自身のビジョンを明確に持ち、多様な仲間とともに協働しながら、「自分自身で未来を創る力」を養うことを目的としている。

今回、「他者のために、他者とともに」の教育精神を基盤として、より良い世界を想像し、構想できる人材の育成に注力する上智学院の取り組みに、「挑戦する人とともに未来をひらく」をミッションに数多くのイノベーション事業を創出してきたDTVSが賛同し、協働する運びとなった。

学生総務担当副学長 久田満教授コメント

寮において教育プログラムを展開することは、本学にとって初となる試みです。テクノロジーの発展やグローバル化が加速する昨今、未来のあり方は予測できず、これまでのノウハウが通用しない時代となっています。そのような社会を生き抜く若者たちは、自分自身で目的やビジョンを持ち、プランを立て、それを実行していく力がますます求められていくことでしょう。国際学生寮という多様性に富んだ環境を最大限活用するアルペ寮のプログラムは、学生たちが主体的に課題を発見する力、そして言語や文化の違いを乗り越えて協働するためのスキルを身につけることを狙いとしています。アルペ寮が学生たちにとって、自己成長・自己実現につながる場となることを期待しています。

教育プログラムについて

本プログラムの目的は、将来、複雑化・多様化する社会の中で「自身のビジョンを明確に持ち、多様な仲間とともに協働しながら、自分自身で未来を創る力(利他的リーダーシップ)」を育てることである。

プログラムは、講義・ワークショップを中心とする前期と、実践を繰り返す後期の二期で構成される。

前期(4~9月)

前期(4~9月)には、利他的リーダーシップを育むための基盤を創る基礎講座を展開する。

この基礎講座では、DTVS事業統括本部の戸田裕昭氏をはじめとしたDTVSの社員が講師を務め、多様な価値観を理解するアプローチや、自分のビジョンを持つ重要性およびその創り方を学ぶ講義やワークショップを実施する。自己を理解し、他者と協働するためのワークを通じ、ビジョンを描くことやアクションプランを考える基礎力を養う。

また、基礎講座の学びを深める機会として、講師と学生による対話型のプログラムも予定している。講座により得た学びや疑問を共有したり、概念を言語化する機会を設けたりする対話を通じ、視座を高め、思考力を醸成する。

後期(10~3月)

後期(10~3月)では、前期の基礎講座を踏まえ、自身のビジョンに向かってアクションプランを実行するMYプロジェクトと、企業や自治体と連携して行う協働プロジェクトの2つが展開。

プロジェクトは実現可能性が重視され、講師が学生たちをサポートしながら進めていく。また、寮生間でプロジェクトの状況を共有する場を定期的に設ける。

これらのプロジェクト活動を通じて、思考・実践の両面から、プランを実現する力、協働する姿勢を身につけ、学生の利他的リーダーシップを育んでいく。