パナソニック、次世代ロボットの早期実用化を目指す「Robotics Hub」において、産産連携・産学連携の取り組みを加速

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、ロボティクスを活用した共創型イノベーション拠点である「Robotics Hub」において、産産連携・産学連携の取り組みを加速する。

具体的には、6つの大学との連携による共同研究を進め、サービスロボットなど次世代ロボットの早期実用化を目指す。

パナソニックはロボット領域を「技術10年ビジョン」で重点分野として定め、研究開発に重点的に取り組んでいる。ロボットに関する技術の共有化と活用、社内の連携、さらには社外との連携を加速するために、共創型イノベーション拠点「Robotics Hub」を、東京と大阪に設立した。

「Robotics Hub」今後の方針

「Robotics Hub」の大阪拠点(門真市マニュファクチャリングイノベーション本部構内)は、主に社内連携を担うロボット開発拠点の位置づけであり、ロボットモジュールの開発や次世代ロボット技術の開発を行っていく。

東京拠点(住友不動産汐留浜離宮ビル Panasonic Laboratory Tokyo(PLT)内)は、主に社外との連携拠点として、大学や他企業との共同開発、開発したロボットの実証実験などを行う場として活用していく。また、社内外向けのRobotics Hub ホームページを新たに開設し、ネットワークを活用した連携も進めていく。

これまでのロボットは、主に工場などの産業用分野において、現場の自動化や高度化を行うロボットが主体であった。パナソニックはそれらに加えて、人間が本来持っている能力を高めるために、「自己拡張 Augmentation」をキーワードにロボット技術を活用していく。この取り組みを強化・加速するために、「Robotics Hub」を拠点として大学との共同研究を積極推進する。

具体的には、千葉工業大学、東京大学、東北大学、奈良先端科学技術大学院大学、立命館大学、早稲田大学(五十音順)の計6つの大学とテーマを決めて共同研究に取り組む。さらに、「自己拡張 Augmentation」のコンセプトの具現化に向けて、エンジニア以外の人の先端知見を取り入れるための学際的バーチャルラボ「Aug-Lab(オーグラボ)」を2019年4月に開設し、共創の促進とともに価値検証を進め、次世代ロボットの早期実用化を目指していく方針だ。