アルクテラス、新生銀行グループ、Z会グループから1億円を調達。企業の採用支援・生徒の学生募集支援事業を開始

アルクテラス株式会社は、株式会社新生銀行と新生企業投資株式会社の共同設立である「日本インパクト投資1号投資事業有限責任組合」および、株式会社増進会ホールディングスから第三者割当増資として総額1億円を資金調達したことを発表した。累計資金調達額は、約3.9億円となった。

この度の出資を受けて、「Clear」、「ClearS」の機能を強化するとともに、EdTechを活用した、これまでにない企業の新卒採用方法の構築を行う。

資金調達の目的

  • 企業の新卒採用事業の開発
  • 学習ノート共有アプリ「Clear」のユーザー拡大
  • 学習塾向けサービス「ClearS」の拡大

「就職ルール」廃止を受け、企業の採用活動のアプローチは低学年層まで拡大する

アルクテラスが開発・運営する「Clear」は、ユーザーが国内外でダウンロード数220万件以上、ノート公開数25万冊と豊富な情報量を保持している。

この学習することに意識の高いユーザーに対して、マッチングに有効なアプローチを行う仕組みを構築する。大学1・2年生などと幅広くアプローチすることが可能となるので、学生側は自らに適した業界と企業を見つけるきっかけを早期に得られる、企業側は自社の理解を深める時間を長く持てるようになる。これによって、就職活動、採用活動におけるミスマッチを削減できると考えているようだ。

学習塾の生徒募集支援事業もスタートする

新卒採用サービスに加えて、学習塾の生徒募集支援事業も合わせて開始する。

学習塾は「Clear」を通して、指導方法や学習の仕組みをユーザーにアピール出来る。また、ユーザーが持つ地域や学年といった情報を活用して、塾の各教室の商圏内の学生に絞ってアプローチすることが出来るサービスを提供する。これによって学習塾の生徒獲得コストの削減を目指す。

これまでの塾の広告は、保護者向けのものであったことに対して、「Clear」での生徒募集広告は生徒向けであるということが大きな特徴。生徒は塾の概要や実績で塾選びをしていた状況から、「Clear」をとおして塾が持つ受験やテスト対策のコンテンツを閲覧することが出来るようになり、そこから学習塾を選択することが出来るようになる。

「Clear」とは

「Clear」は、学習者が自分のノートをスマートフォンで撮影して共有するという、学習者の主体性がエンジンとなっている学習プラットフォームで、学びあいの場。学習ノート共有機能や、Q&A機能、ノート検索機能を使って、一人で勉強をしている学習者の「わからない」を解決する。「Clear」は、学習者が「学習に主体的に取り組む」ことを目的として、開発・運営している。

  • 価格:無料
  • 提供地域: 日本、タイ、台湾、中国、インドネシア、香港
  • 配信形式: スマートフォン(iPhone、iPad、Android端末)向けアプリ、Webブラウザ
  • ダウンロードURL iOS、Android共通:https://www.clearnotebooks.com/store

「ClearS」とは

学校や塾などをはじめとした教育事業者向けの学び合いツールで、ノート公開機能・Q&A機能をSaaSとして提供し、多くの学習塾が課題とする家庭学習をサポートする。家庭学習で発生する疑問を生徒同士の主体的な学び合いによって解決できる。

受賞歴

  • Global EdTech Startup Award 2017 世界大会優勝
  • ASIA BEAT 2016 厦門, トップ10
  • Tech in Asia Jakarta 2014 準優勝
  • Echelon Thailand 2017 トップ10
  • 2014日本eLearning大賞 経済産業大臣賞受賞