LITALICO、退屈な「歯磨き」を楽しい時間に変えるゲームアプリを配信開始

「障害のない社会をつくる」というビジョンの下、障害者向け就労支援事業や子どもの可能性を拡げる教育事業を全国展開する株式会社 LITALICOは、スマートフォンアプリの新作として、基本的な生活習慣であるものの苦手・嫌いな子どもも多い「歯磨き」に楽しみながら取り組めるゲームアプリ「はみがき勇者」を、世界に向けて10月31日に配信開始した。

スマートフォンやタブレットのフロントカメラをプレイヤーに向けることで兜をかぶった勇者に変身。歯磨きをすることでモンスターを攻撃し倒していくユニークなゲーム形式で、歯を磨くことの習慣づけをサポートする。

アプリ概要

アプリ名

はみがき勇者 (海外タイトル:Brushing Hero)

内容

健康な生活を送るために日々欠かせない生活習慣のひとつである「歯磨き」。しかし、発達面の課題の有無に関わらず、多くの子どもにとって歯を磨くという行為は退屈なものであり、歯磨きをしたがらない子も多くいる。

このアプリはそんな「やりたくないこと」である歯磨きにゲーム形式で楽しく取り組み、習慣にできるよう開発した。歯ブラシを持ってカメラに向かうことで、兜をかぶった勇者に変身し、歯磨きをすることでモンスターを攻撃。様々な角度で磨くほど攻撃力が大きくなり、丁寧に磨く練習ができる。

モンスターを倒して獲得できるコインに応じて「ヒーローカード」が手に入り、さらに攻撃力がアップ、より多くのモンスターを倒せるようになる。30 ステージごとに登場するドラゴンを倒すとプレイヤーがかぶる勇者の兜がグレードアップする仕掛けも用意。プレイするほど強くなり、先に進めるようになるシンプルなルールで、積極的に歯磨きに取り組む気持ちをサポートする。

アプリ開発に際しては、顔を検出する技術と歯ブラシの動きを検出する技術を組み合わせ、磨いている途中に顔の一部が隠れたり、歯ブラシが見えにくい磨き方をしたりしていても反応するよう、独自の処理技術を約 1年近くかけて実装した。アプリを開発した同社CTO室では、この技術を活用し、他企業・団体とのアプリ開発協力などのコラボレーションも行っていきたいと考えているようだ。

今後の方針

同社では、「社会課題を技術で解決する」ことを新たな挑戦と位置づけ、発達障害の子どもを対象の中心とした支援アプリの提供を 2017年4月に開始、これまでに 8 作品を配信している。

今年4月には、配信アプリの合計ダウンロード数が世界で 100 万を突破したほか、Google Play が全世界の優れたアプリ・ゲームを表彰する 「 2018 Google Play Awards 」において特別なニーズのある方向けのアプリを対象にした “Best Accessibility Experience”部門にて、「声の大きさのコントロール」を楽しく学ぶゲームアプリ「こえキャッチ」が、優秀作品のひとつとしてノミネートされた。国内のみならず海外でも多くの方に利用されている。今後も、コミュニケーションや生活を支援するツールや知育アプリなど、世界中での利用に対応したアプリのリリースを順次進めていく方針だ。