旺文社、子供向けオンライン英会話スクールのハグカムへ出資・業務提携

株式会社旺文社は、国内出版業界初のCVCである株式会社旺文社ベンチャーズが運営するファンドを通じた第一号案件として、子供向けオンライン英会話スクールを展開する EdTech スタートアップの株式会社ハグカムへ、2018 年 10 月 31 日に出資・業務提携する。

業務提携をより強固にするために旺文社ベンチャーズより取締役を派遣し、旺文社や提携・関連企業の英語教育に関する豊富なノウハウやコンテンツ、チャネルを活用して、ハグカムと共に当該領域での成長を推進していく方針だ。

背景

社会の急速なグローバル化の進展の中で、英語を活用したコミュニケーション能力の育成が重要な課題になっている。グローバル人材育成のために、大学入試では英語 4 技能化(リーディング・リスニングに、スピーキング・ライティングを追加)が進められ、小学校では英語必修化が始まっている。
旺文社は、これまでも英語 4 技能化に合わせた対策書の刊行等を行ってきたが、スピーキング、ライティング分野の学習を技術革新で支援する EdTech にかねてより注目していた。

出資・提携の目的

ハグカムは、3~12 歳を対象としたオンライン英会話スクール「GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)」を展開している。自社開発したレッスン専用アプリを使用し、日英対応可能なバイリンガル講師と自宅でマンツーマンレッスンを行うことで、英会話を楽しく学び、習得することを実現している。現在は、スピーキングに特化したレッスンを提供しているが、12月には、ライティングも含めた、4 技能全てに対応したレッスンのサービス開始を予定している。

また、ハグカムのビジョンである<子どもの「できた!」を育む。>を実現するため、英会話以外のジャンルのレッスンも提供し、子供向けのライブ学習プラットフォームを目指している。旺文社とハグカムが提携することで、旺文社が持っている英語の学習コンテンツ、学習プラットフォームを活用して両者の事業強化につなげていくようだ。

ハグカム 「GROBAL CROWN(グローバルクラウン)」

今後の展開

今後は、旺文社の英語学習に関する豊富なノウハウやコンテンツを活用して、ハグカムのサービスを充実させるとともに、他の教科や英検などの資格試験対策等、対象領域の拡大を検討している。
また、出版流通チャネルを利用した「書籍+GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)」企画や、旺文社の提携・関連企業の英語学習サービスとの連携も検討しており、共に成長していく環境を整えていくようだ。

旺文社は旺文社ベンチャーズを通じて、単に資金提供するだけでなく、旺文社や提携・関連企業が長年培ってきた教育分野に関するノウハウ、参考書など膨大な学習コンテンツ、学習プラットフォーム、チャネルを活用し“共に育む”事業を推進していく方針だ。