マクロミル、大人の習い事に関する調査を実施

株式会社マクロミルは、旬な情報や話題のネタについてアンケートを行い、ニュースレター「HoNote通信」として調査結果を発表した。

調査テーマは「大人が通う習い事」。スキルアップや健康、美容をはじめ、憧れの○○を学びたいなど…大人になった今だからこそ始められる習い事も中にはあるだろう。全国の男女10,000名に、大人になってからの習い事の経験を聞き、そのうち現在習い事をしている男女1,000名に、習い事サービスの利用状況を調査した。

調査結果

習い事の経験とその理由について

大人になってから習い事をした経験を全国の男女10,000名に尋ねたところ、“経験あり”は39%。また、全体の16%が“現在も習い事を継続中であることがわかった。

次に習い事をしている理由を現在習い事をしている1,000名に尋ねた。

最も多かったのは「スキルアップ・自分磨きのため」で62%。 2位は「新しいことを始めたくなったため」38%、3位「息抜き・ストレス解消のため」34%、4位「生活を充実させるため」32%と続いた。生活に刺激やハリを与えるため、というのも習い事を始める大きな理由のようだ。

一方、「仕事で必要だったため」「家族・友人に誘われたから」「暇つぶしのため」といった受動的、消極的な理由はそれぞれ10%未満となった。

習い事の種類と月あたりの金額について

続いて“現在習っている習い事の種類”を尋ねた。

1位は「スポーツ・フィットネス(ゴルフ、テニス、ヨガ、トレーニングなど)」37%、2位は「語学系(英会話、その他言語)」23%、3位以降は「音楽系」「資格取得系」「日本文化系」などが続いた。習い事の種類は分散しており、幅広く選ばれていることがわかった。

続いて、習い事にかけているひと月あたりの金額を尋ねた。

ボリュームゾーンは「3,000円~5,000円未満」32%、「5,000円~10,000円未満」32%だった。3,000円未満の人の割合も含め、72%が「10,000円未満」に収めていることがわかる。なお、平均金額は8,283円となった。

習い事の認知経路について

現在通っている習い事を何で知ったのか尋ねると、男女で傾向の差が見られた。女性の1位が「友人や家族、親戚からの口コミ」44%だったのに対し、男性の1位は「インターネット検索」36%となった。知っている人の口コミを重視する傾向は男性より女性のほうが顕著なようだ。一方で男性は気になる習い事について、自ら情報収集をして決めている人が多いと言える。

オンラインの習い事について

最近ではオンライン英会話やe-ラーニングなど、教室に通わずともインターネットを使って授業を受けられるサービスが増えてきた。オンラインの習い事で人気なものとその理由を調査した。

大人になってから習い事をしたことのある3,902名にオンラインでの習い事の経験について尋ねたところ、15%が経験ありと回答した。習い事の種類は、「語学系(英会話、その他言語)」が48%と最も多く、次に「資格取得系(簿記など)」30%、それ以下も「PCスキル系」「ビジネススキル系」と学習系の習い事が上位に並んだ。

続いて、オンラインの形態を選んだ理由を、利用率の上位3種類の習い事(「語学系(英会話、その他言語)」「資格取得系(簿記など)」「PCスキル系(パソコン入門、エクセル、プログラミングなど)」)ごとに聞いた。共通して1位は「好きな時間に受けられるから」、続いて「教室まで足を運ばなくて良いから」「気軽に受講できたから」など利便性についての回答が上位にあがった。

オンラインシステム故の時間と場所にとらわれない“気軽さ”が選ばれる理由となっているようだ。

習い事で困ったことや不安なこと

今の習い事について、困っている事や不安なことを自由回答で男女別に尋ねた。

料金について

  • お金がそれなりにかかるので、給料がもし下がったりしたときには真っ先に節約としてやめる候補に挙がってしまう。(35歳、男性)
  • 沢山、お金をかけて始めた事だけど資格が修得できるのか?不安だった。(54歳、女性)
  • 受講料が受講中に値上がりしてしまうこと。(48歳、女性)

講師・レッスン内容について

  • 体験レッスンの回数は限られているので、自分に合った講師がいつも見つかるとは限らない。よほど、カリキュラムがしっかりしていないと、講師の力量により充実度がかなり異なる。(35歳、男性)
  • 先生がどんな感じか、古くからいる人達がどういう風な感じかがわからないから最初に行くのになかなか踏み出せない。(36歳、女性)
  • 通信教育だがその場で聞きたい事が聞けない。(40歳、男性)
  • 教え方の上手、下手な講師がいる。(64歳、男性)

通いやすさについて

  • 仕事の勤務時間が不規則なため、毎月決まった回数に行くことが難しくなかなか上達が身をもって感じられないこと。(23歳、女性)
  • 仕事で一時的に通えなくなる事があり、月謝制だと通いづらい。(41歳、女性)
  • スポーツ系なので汗をかくが、着替えの準備をするために一旦帰宅する必要があること。(47歳、男性)

モチベーション維持について

  • 目標設定が曖昧になりがち。(29歳、男性)
  • 手話は語学系なので、ずっと続けていきたい。だが、教室はレベルアップしていって終わりがあるので、どうやって続けるかが悩み。(51歳、女性)
  • 行きたくない時、気持ちを前向きにする事に少し困っています。休むともったいないと思います。(62歳、女性)

調査概要

調査① 全国10,000名対象、習い事に関する実態把握調査

  • 調査主体:マクロミル
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査対象:全国20~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
  • 割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計10,000サンプル
  • 調査期間:2018年7月13日(金)~2018年7月14日(土)

調査② 現在習い事をしている人1,000名対象、習い事サービスの利用状況調査

  • 調査主体:マクロミル
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査対象:調査①にて、現在習い事をしていると回答した人(マクロミルモニタ会員)
  • 割付方法:調査①にて、現在習い事をしていると回答した出現率に基づき、性別×年代で割付/合計1,000サンプル
  • 調査期間:2018年7月17日(火)~2018年7月18日(水)