ベネッセコーポレーションが展開する『進研ゼミ 高1講座』、7月からスピーキングアプリを提供

株式会社ベネッセホールディングスの子会社である株式会社ベネッセコーポレーションが展開する『進研ゼミ 高1講座』は2018年7月より、会員向けに英語スピーキングの自主トレーニングアプリ「1分スピーキング」の提供を開始した。

2020年度の大学入試より、英語は現在の「聞く」「読む」の2技能中心の評価から、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能評価に変わる。

この大きな変化に備えて、『進研ゼミ 高1講座』にて今年4月から外国人講師による個別指導「Online Speaking(以後「OS」)」を導入したところ、受講者のレッスン満足度95%という結果となった。一方で受講者からは「発音に自信がなく、外国人講師とのレッスンにまだ踏みだせない」という声も届いた。

そこで、『進研ゼミ 高1講座』は英語の発話への抵抗感を減らすことがスピーキング力を伸ばすための第1歩と考え、提供中のOSでの実践会話レッスンに加え、スピーキングアプリ 「1分スピーキング」を組み合わせた新しい学習法を提案、7月より受講費内で開始した。

「1分スピーキング」はスマートフォンを用いて、1人で発話トレーニングができるアプリ。発話の相手はアプリ画面上のキャラクターで、1レッスン1分という取り組みやすさも特徴的。利用者は最初に自分の好きなキャラクター、会話シーン(テーマ)を選択する。レッスン内容は、高校生に身近な日常会話を通じて、検定試験にも役立つ応答・説明・意見等の表現力が身につくよう設計されており、1,500フレーズ以上の発話トレーニングができる。レッスン中の自分の発話は発音判定システムが自動判定し改善点を示すので、効果的に発音を改善することができる。

また、アプリには「OS事前準備レッスン」も設けている。OSで学ぶ内容を事前学習することができ、 レッスン本番での外国人講師との会話に自信をもって取り組むことができる。なお、7月20日から8月25日までの期間限定で会話キャラクターとして、タレントの千葉雄大さんが登場する。『進研ゼミ 高1講座』では、引き続き、英語を含めた大学入試改革への対応や全国の高校生の進路・学習支援に取り組んでいくようだ。

スピーキングアプリ開発背景

高校生が英語を話す自信をつけられる教材づくり

『進研ゼミ 高校講座』の調査では、OSの受講者のレッスン満足度は95%と高い一方、英語での会話経験の少なさや発音に自信がないことから、外国人講師と直接英語で話すことに苦手意識を持つ人が多いこともわかっている。この結果をふまえ、『進研ゼミ 高1講座』ではスピーキングの基礎となる発話トレーニングができるものが必要と考え、キャラクターとの発話トレーニングが自主的にできるスピーキングアプリ「1分スピーキング」の開発、提供を決定したようだ。

コメント(ベネッセ教育総合研究所 グローバル教育研究室 室長 加藤由美子氏)

学習指導要領の目指す英語4技能の力を伸ばしている学校の授業を研究すると、早い段階から継続的にアウトプット(話す・書く)を行っていることがわかりました。インプット(聞く・読む)の中でクリティカルに思考したことをアウトプットする。そしてまたインプットに戻る。この繰り返しが、英語4技能の力を効果的に高めていきます。

スピーキングアプリ商品特徴

さまざまなキャラクターとの会話形式の自主トレーニングで、英語4技能検定対策やオンラインスピーキングの事前対策ができる。

学習方法

会員は最初に会話したいキャラクターとテーマを選びます。会員はキャラクターからの質問に対して、画面上に表示されている英文フレーズを読みあげる。発話音はその場で録音され、レッスン終了後に評価コメントを見ることができる。

レッスン例:シーン名:プレゼントを選べない…/タイトル:Which is better, ~or~?

キャラクター:Is something wrong?(何か悪いことあったの?)
会員:I don’t know what to get for my sister’s birthday. (妹の誕生日に何をあげたらいいかわからないんだ。)
キャラクター:OK, I’ll help you. (じゃあ,一緒に考えてあげるよ。)
会員:Which is better, a bag or a book? (バッグと本,どっちがいいかな?)
キャラクター:A bag, of course! I’ll pick a cute one. (それは絶対バッグでしょ!かわいいバッグを選んであげる。)

学習内容

英語国際標準規格CEFR A1~A2レベルを中心とした内容で、『進研ゼミ 高1講座』が現在提供中のOSと連動したレッスンカリキュラムになっている。「OS事前準備レッスン」に取り組むと、今月号と前月号のOSに対応する内容を学習することができ、大学入試・英語4技能検定試験に役立つ重要表現を学ぶことができる。スマートフォンアプリ内のキャラクターと1レッスンあたり1分の発話レッスンを受け、発音評価は音声認識システムが行う。

自分の会話音声はアプリ搭載の音声認識システムが発音の正確さをパーセンテージで評価される。発音評価画面では、各センテンスにおける具体的な改善ポイントが提示される。また、お手本音声と自分の音声が確認できるので、強化すべきポイントに気づくこともできる。見直し後には再度同レッスンを受講し練習効果を確認することもできる。

開発者コメント(「進研ゼミ高校講座」UX・サービスデザイン開発課 大久保 美希氏)

スピーキングに抵抗感のある高校生でも英語の発話習慣がつくように、「1分」という短時間でゲームのように楽しく継続できる仕組みを搭載しました。具体的には、多様なキャラクターを選択でき、取り組みに応じてポイントが貯まり、ポイントが積み上がるとキャラクター・ストーリーが進展する等です。本アプリをきっかけに自信を持ってOSに取り組む高校生が増えてほしいと思っています。

アプリの会話キャラクターに千葉雄大さん登場(7/20~8/25期間限定)

「1分スピーキング」リリース記念として千葉雄大さんを相手にしたレッスン3回分を期間限定で提供している。まるで千葉雄大さんと実際に会話をしているかのようなシーン設定で、期間中は何度でもトレーニングができる。

千葉雄大さんからのコメント

アプリで練習をしてから外国人の先生とのレッスンに臨めるのは、とてもいいなと思います。僕との会話を楽しんでもらい、少しでも不安がなくなり、英語を話したいというモチベーションが生まれてくれるといいなと思っています。ぜひ、たくさんの高校生に使ってもらえるとうれしいです